新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

アドセンス広告クリック率1%の謎 - 自分はほとんどクリックしないのになぜ?

アドセンスCTR1%

ブログに広告を貼って1%のクリック率が獲得できるか。 結論をいえば、可能です。しかし、自分の行動を振り返ってみると1%のクリック率は、 信じられないのではないでしょうか。いったい誰が押しているのでしょう?

誤ってクリックすることはあるかもしれませんが、広告の貼られたサイトを100ページ見たところで、 普段私たちは広告をクリックすることはありません。定期的に訪問しているサイトの広告もほぼ無意識にスルーします。

なのに実際は、ページ単位で1%もクリックされる。これって不思議ですよね?

クリックするのは問題を解消したい検索からの訪問者

ネットが不安定で困っていた

実は、先日はじめて訪問先のアドセンス(広告)をクリックしたくなりました。 というのは、このごろネットの接続状態が不安定で、動画も読み込みに時間がかかるようになり、 解決策を探していたのです。

結局、無線LAN(Wi-Fi)を買い替えることで解決したのですが、それに至るまで、

  • ネット遅い
  • おすすめWi-Fi
  • aterm wg1800hp2 設定

こんな感じでさまざまなサイトを閲覧したのです。

アドセンスのNTT西日本の広告が魅力的にみえた

すると、あるサイトにNTT西日本の広告が表示されていました。 内容は「フレッツ光ならネクストがおすすめです!お悩みごと、NTT西日本に相談してください!」というもの。

このとき、実は回線契約を変更すると通信速度が上がるかも、と密かに思っていたのです。 さらに、このときは改善方法やつなぎ方にも不安があり、自分で解決するより業者に聞いた方が早いのではと考えました。

アドセンスだと理解しているので、クリックはしませんでしたが、 このときの「広告」はふだん定期的に読んでいるサイトで目にする広告よりも100倍魅力的にみえました。

こうした自分の経験から、困りごとや知りたいことがあって、検索経由でサイトを訪問する場合、そこに関連する広告が表示されていれば、 100人に1人の確率でクリックするかも、と気がついたのです。

特に、ネット慣れしていない層の人たちが、困りごとがあって検索したときは、クリック率は1%よりも上がるでしょう。

まとめ

アドセンスのクリック率は、そのページに訪れた動機と経路、閲覧者のネット慣れの度合いで変化します。

クリック率1%を支える人
  • 悩みの解消や問題の解決が目的の訪問者
  • 検索経由での訪問者
  • ネットに不慣れな訪問者や初心者

この3つの条件にあてはまり、かつ、 悩みの解消や問題の解決に関連する広告案件*1が表示されれば、アドセンス(広告)のクリック率は上がります。

そういう意味では、Wi-Fiの機種選びや接続設定、スマートフォンの不調などは、問題が生ずれば、幅広い層が対象になり検索されやすいものです。 関連する広告案件も多数あるため、成果にもつながりやすいのではないでしょうか。

アドセンスといえば、配置のしかたばかりが話題になります。もちろんそれも大切ですが、その前段階として、 クリック率の高い人にリーチするエントリをいかに書くか、ここに意識を向けることが重要かと思います。

*1:需要の絶対数が少ない悩みごとは、マーケットがなく、最適な広告が提供されていないケースがあります。この場合は、エントリは読まれますが、広告収益にはつながりにくいようです。