新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

歌舞伎のお嫁さんに聞きたいこと

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テレビで歌舞伎のきれいなお嫁さんが亡くなったのを知りました。夕飯のとき、お母さんが「まだ若くて、子ども小さいのに心残りだろうね」といいました。お父さんは黙っていました。わたしは、なぜ死んだ人が心残りな気持ちになるのか不思議でした。

もし死んでからも、生きていたときのことを覚えていて、いろいろ考えることができたら、脳の働きってウソだったの!? だとすると、いつまで考えるのかしら。無限? 嫌だぁキリがないよ。

昨年だったかな、怖い夢を見て、お父さんに「人は死んだらどこにいくの?」と聞きました。お父さんは「わからないね」と言いました。それから「そういえば、君は生まれる前はどこにいたの? 覚えてる?」と逆に質問してきました。

逆に質問するなんてセコい、と思ったけれど、お父さんはいつもこんな感じで変なことばかりいいます。でも、言われてみたら、生まれる前のことなんて何も覚えていないし、幼稚園に入る前のことも覚えていない。アルバムに小さいときのわたしの写真が写っているけれど、何も覚えていないや。本当にわたしは生きていたのかな。自信がない。

でも、やっぱり大きな病気になって自分が死ぬと決まったら、その日が来るまで怖くてたまらないだろうな。お父さんも同じ意見みたいです。死んじゃうことよりも「死んじゃうんだと考えるいのち」が怖さのもとだって。

そういえばお父さん「自分で自分が死んだことはわからない」といってました。「理由は?」ときいたら「だってさ、君は自分がいつ生まれたのかわかったの?」って。もう、なんだか頭がこんがらがってくる。お父さんってみんなこうなの?

歌舞伎のお嫁さんは、もう答えみつけたかな。

 

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