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新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

手作り新聞の「割付」の手順

新聞・感想文の書き方

割付のポイント

新聞のできあがりをイメージして、紙面のどこにどの記事を配置するのか、見出しの大きさや写真、グラフの位置を決める作業を割付(わりつけ)といいます。

割付では、限られたスペースを有効に使って読者を引きつける読みやすい記事の配置を考えることが大切です。新聞作成用紙のマス目を基準にして、できあがりのイメージを書きます。下の商品は、中学年用の割付用紙(B4判)です。

 

割付のポイント

読みやすい紙面を作るには、記事の本文と、それ以外の要素(題字、見出し、写真、グラフなど)の割合を考えることからはじめます。

本文が多すぎると読むのに疲れてしまい、写真やグラフなどの図版が多すぎると紙面が引き締まらなくなってしまいます。

本文の量は、新聞全体の半分より少し多いくらいがよいでしょう。

 

手作り新聞の割付の見本

新聞の基本的な割付を紹介します。

割付見本

割付の手順

1行8文字 27行×7段の割付例です。新聞用紙に実際に線を引き、伝えたい記事の需要度に合わせて、見出しの大きさと記事の位置を決めましょう。読みやすい割付の基本は、記事を区切ることと、本文をたて長に組むことです。

 

①見出しの位置の決める

見出しは用紙の対角線上を目安に配置しましょう。記事の重要度に応じて大きさに強弱をつけ、紙面に変化を持たせます。

一目で記事の重要度を知らせることが見出しの狙いです。見出しは基本的にたて書きですが、トップ記事とカコミ記事は横書きで配置できます。

 

②トップ記事を配置する

もっとも知らせたい記事の配置を決めます。トップ記事の見出しは、7段組みの紙面の場合、たてに配置するなら5行3段、横に配置するなら15行1段の大きさが目安です。

本文への導入の役割を果たすリードは、本文と区別するためにケイ線で囲んだり、2段を通して配置したりするとよいでしょう。

 

③タタミ・カコミ記事を配置する

ケイ線で左右を区切った記事をタタミ、上下左右を囲んだ記事をカコミといいます。ここには意見や解説、コラムなどの記事を入れます。

タタミは紙面の左上、2段以上の大きさのカコミは紙面のいちばん下の段をあけて右下に配置するのが一般的です。

 

④残りの記事を配置する

2番目、3番目に知らせたい記事、編集後記などの記事を配置します。見出しの大きさは記事の大きさに合わせて、3~4行2段、3~4行1段と、変化をつけましょう。

いちばん下の段に2段分の見出しを入れると全体が重くなります。最下段は、編集後記など1段の見出しにするのがおすすめです。

 

⑤文字数と行数を数える

限られたスペースに記事をまとめるためには、あらかじめ記事の分量を知っておく必要があります。それぞれの記事の行数を数えて、文字数を把握しておきましょう。

 

まとめ

以上、手作り新聞の割付のポイントでした。割付見本を参考に、読みやすい記事の配置を調整してみてください。最初は、先に割付を作り、そこに入る文字数を把握してから、記事を書く方がまとまりのよい紙面が作れます。

 

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