毎年、お客様に年賀状を出しているお店は少なくありません。年賀状は、いつにも増してお客様がしっかりと見るお便り。 ですから、年賀状を送ることは悪くはありません。
しかし、一方でたくさんの店舗から送られてくる年賀状DMに埋もれてしまう、年始の休みにぶつかってしまうなどの理由で、 来店できず、DMの存在も忘れられがちです。結果、反響率が思ったほど上がらないことも多いのです。
そこでおすすめなのが年末状です。
効果抜群の年末状とは?
年賀状は「昨年はありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします」の文面ですが、 年末状は「今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします」と、書きます。
違いはこれだけですが、年末にDMを送る店舗は少ないため、目につきます。
内容には、年末年始の商品の告知、営業のお知らせなどを書いて送ります。そうすることで、 その時期の売上アップにも貢献します。
年末状を送るタイミングは?
年末状は、クリスマスの12月25日頃に届くように手配します。
人はクリスマスが終わってから年の瀬の感覚を強く持ちはじめます。告知内容が、年末年始の案内が中心の場合は、 クリスマスが過ぎたこの時期に届くのがベストなのです。
投函を12月22日~24日にします。あまり遅く送ると、年賀状の仕分けや配達の影響で、DMなどの普通郵便物の到着が、 ふだんより遅れることがあるので注意しましょう。
年末状レイアウトのコツ
ハガキの裏面を商品説明にたっぷり使うには、年末年始の営業日の案内や挨拶文は宛名面に入れるのがコツです。 レイアウトの例をあげておきます。
宛名面の1/3程度に店舗情報(店名・住所・電話番号)を含めて記載します。何のDMかひと目でわかるように、 宛名面には必ず「○○より1年の感謝を込めて」「来年もよろしくお願いいたします」などの年末状とわかる文章を添えます。
まとめ
以上、年末状の送付とレイアウトのコツをご説明しました。
- 年賀状より年末状の方が効果的
- 到着は12月25日頃を目安に
- 宛名面に年末年始の案内や挨拶を書く
以上が、この記事のポイントです。年末にDMを送って他店と差をつけましょう。