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新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

まだ検索を意識して記事を書いてるの?

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ブログでは記事タイトルが重要と言われます。検索エンジン対策の意味が大きいと思いますが、無理にキーワードを入れたタイトルは不自然な感じもします。適切にキーワードを配置しようとするとタイトルは、長くなります。いかにもSEOを意識した記事タイトルって、ダサいと思いませんか?

内容が良くても、記事タイトルが検索エンジンに好かれるものでないと、検索結果の上位に表示されません。そうすると、本文に目を通せば良い記事なのに、あまり人の目に触れないことになってしまう。今は、そうですね。

タイトル倒れの記事は残らない

逆に、本文にたいしたことが書いてなくても、タイトルの作り方が上手いと、一時的には検索上位に表示されることもあります。一時的と書いたのは、タイトルに引かれた読者が、がっかりしてすぐに離れていってしまうからです。

検索エンジンは、直帰率や滞在時間も調べてコンテンツの価値を評価しています。見に行った人がすぐに離れてしまう記事は「問題があるかも?」と予想できます。結果として、表示順位が下がっていきます。そういう意味で、記事タイトルと中身の一致は大切。今の評価方式でもタイトル倒れのコンテンツは上位に残れません。

検索向きでない良い記事は?

一方で、検索向きのタイトルでなくても、本文や写真などを総合して価値のあるエントリがあります。でも今はこうしたものは、検索結果の上位に表示されにくいです。人に好かれても機械には好かれないエントリがあるのです。

こういうエントリは、SNSが検索エンジンの盲点をカバーしていますね。写真1枚に、気の利いた言葉だけの投稿でも、面白がる人が多ければ次々にシェアされます。面白いものに記事タイトルのキーワードとか関係ないですものね。

AIが検索評価のルールを変える

でも、これからは検索エンジンもさらに進化して、本文に何が書いてあるかとか、写真に何が映っているかまで理解して、表示順位を決めるようになると思います。だから「記事タイトルが最重要」という流れは弱まる気がします。

記事タイトルが「初恋の思い出」のような情緒的なものでも、本文、写真が相まって、人の心を打つものであれば、検索上位に上がるのではないでしょうか。実際、そうしたものを理解できて、機械が人間に近づいたといえます。

ディープラーニング(深層学習)という人工知能でGoogle先生は、すごい速度で進化していきます。進化したGoogle先生は、公式化できるもの、広まっている記事タイトルのセオリーなどは、独自性が乏しい、と厳しい評価を下すかもしれません。

奇をてらったものより、シンプルでわかりやすいもの、あるいは、気持ちを素直に書き表したものがタイトルとして見直されるようになるでしょう。検索エンジンの評価方式は、たびたび見直されます。

人にウケるタイトルは残る

今の評価軸に適応し過ぎると、ルールが変わったとき、リカバリできないほどの憂き目に合う可能性もあります。検索エンジンは、人の思考や嗜好に近づく方向に進化していきます。基準は「人」です。

SEO的に見てどうかにあまりこだわらずに、自分の書きたいタイトル、あとは、生身の人間が見て「おっ!?」と思うタイトル、本文の素晴らしさがより引き立つタイトルをつければ良いでしょう。最近は、記事タイトルについてそんなふうに思います。