読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

1.73BLOG

文章術│広告の作り方│エッセイ

ポイント還元と現金値引きはどちらが得?│計算して比較しよう

広告・販促の方法 男女の心理学

f:id:promotion173:20160817231136p:plain

同率なら現金値引きが得

家電量販店で商品を買うとポイント還元がついてくることが多いです。還元率が10%なら1万円の商品を買った場合、1000円分のポイントが付与されます。ところで、ポイント還元率10%と現金値引き10%、消費者にとってどちらが得でしょうか?

これは現金値引きが得。現金なら1万円の商品が9000円で買えて、文字通り10%引き。しかしポイント還元の場合は、現金換算で約9%引きです。ポイント還元は、11000円分の商品を1万円で買ったのと同じだからです。

値引き率100% vs 還元率100%で比較

この場合、現金値引きは、1万円の商品が0円で買え、値引き率100%。一方、ポイント還元は、1万円支払い、ほかに1万円分の商品を買う権利を得ることになります。つまり1万円で2万円分の商品を買う理屈。これは、現金値引き換算で50%引きにすぎません。

ポイント還元も現金値引きも同率の場合、消費者には現金値引きが得。逆説的にいえば、店側は、現金値引きをより、ポイント還元を勧めたいのが本音です。

現金値引きに変えてもらえるか?

家電量販店では「ポイントはいらないので、現金値引きをして欲しい」と要望すると、応じてくれることもあります。ただし、このときの値引き率は、ポイント還元率より下がるのが普通です。

顧客の囲い込みと退蔵益

このほかにも、ポイント還元は店側にとって有利な点が2つあります。1つは、顧客の再来店や商品の追加購入が見込めることです。再来店の際は、持っているポイント以上の買い物をする可能性があります。

したがって店側から見れば、未使用分のポイントを持っている顧客は、囲い込みのできている見込み客といえるのです。

失効したポイントは店の利益

店側にポイント還元が有利な点の2つめ。それは顧客が、最終的にポイントを使わないケースです。予定していたポイント分の商品を提供しないで済むのですから、その分が店の利益になります。実際、期限切れで失効するポイントは少なくありません。こうして得られる店側の利益を「退蔵(失効)益」といいます。

このように考えると、目的の商品のほかに購入予定がないのなら、率が若干下がっても、ポイント還元より現金値引きを要望した方が良いかもしれませんね。