プロフィールには何を書いたらいいのでしょう。お仕事につながるプロフィールの書き方にはコツがあります。この記事では、お仕事ブログ向けのプロフィール作成のコツをご紹介します。
テンプレートにあてはめて必要な情報を書いていけば、読み手の共感を得られるプロフィールが完成します。では、いっしょに挑戦しましょう。【2017.6.12更新】
プロフィールの書き方のポイント!
プロフィール作成のコツは、あなたにお仕事を頼むと、どんないい結果が得られるか、具体的に思い浮かぶように書くことです。他の人ではなく、あなたにお仕事を依頼する理由をわかりやすく伝える、ということです。
「こんないいことがあるよ!」
「わたしに仕事を頼むと後悔しないよ」
このように「メリット」と「確実性」を読者に伝えます。ただ、読者はいい話を聞いても疑って警戒しているんです。だから、あなたの「実績」や「経験」も伝えて安心してもらわなければなりません。
この2つを意識して書こう
- 読者がどう良くなるかを伝える
- 証拠になる「実績」「経験」を書く
読み手の興味は自分のことだけ
あなたの思いばかり伝えたって、読者は実はあまり関心がないんです。読み手の関心は常に自分のこと。「自分の望みが叶うかしら?」興味はそれだけ。
良く書けているプロフィールは「読み手の望みを叶えられる」証拠が載っています。つまり、あなたの実績や経歴が証拠です。信用できる人の魅力的な言葉に、読み手の心は惹かれるのです
読み手の言葉で書く
ところで、ブログの読み手がどういう人だかわかっていますか?
これがズレていると、お仕事につながるプロフィールは書けません。人は、ふだん使っている言葉で話しかけられると、心のなかにスッと言葉が入ってきます。丁寧すぎる言葉は、親しみに欠けるのです。
言葉は、読み手の性別、年齢やライフスタイルなどを想像して、ピッタリの言葉を選びましょう。ふだん読み手が使っている言葉で語りかけると反応がグンとアップしますよ。
ていねいすぎる言葉、専門用語は、読み手を遠ざけてしまいます。正しい文章よりも、話し言葉の自然な響きを大切に。
プロフィール│自己紹介のテンプレ公開
まずは、プロフィールのテンプレを見てみましょう。このテンプレにそって、それぞれの項目に書く材料を揃えていきます。
プロフィールの項目は5つ
- 基本情報
- 経歴と理由
- 活動内容・実績・資格
- 思い・コンセプト
- メディア掲載実績・リンク
プロフィールを書くコツは、情報をたな卸しする作業とレイアウトする作業を分けること。同時にやると、書き忘れたり、文章の流れが不自然になったり。情報を先にたな卸ししておくと、こうした失敗がなくなりますよ。
プロフィール項目の内容は?
次に、各項目の書き方を説明します。下記を参考に必要な情報を、ノートなどにすべて書き出しておきましょう。
基本情報
ここには、名前、誕生年、店名、肩書き、出身地、出身校(最終卒業校)、居住区(活動拠点)などを記入します。読みにくい漢字の場合は、ふりがなをつけておきましょう。どこの誰なのかをきちんと読み手い伝えることで信用や共感が得られます。
経歴・理由
経歴は、最初に今現在のあなたのことを書いてから、仕事をはじめるまでの過去、仕事をはじめたきっかけ、将来の展望の順で書くと伝わりやすいです。
- 現在の立場
- 生まれてから現在にいたるまで
- 5年後、10年後、将来の展望
どんないきさつで、今の仕事に出会ったのか、なぜその仕事をしようと思ったのか、この点をしっかり伝えましょう。
活動内容・実績・資格
あなたがどんなサービスを提供しているのかを実績とともに具体的に説明しましょう。実績は「数字」で伝えると説得力が違います。たくさんの講演実績がありますと書くより「年間300回の講演を行っています」と書くと、スゴさが実感できませんか。
この欄には、あなたが持っている「資格」や属している「所属団体」も忘れずに書いておきましょう。読み手の信頼につながるものは、全部書くのがコツですよ。
思い・コンセプト
この欄では「仕事をはじめたきっかけ」「お客様にどのような価値提供をしたいと考えているのか」を描きます。あなた自身が過去に持っていた悩み、挫折体験などを紹介すると読み手の共感が得られやすいです。
女性相手のビジネスの場合は、この共感を引き出すのがとても大切です。読み手に「この人もわたしと同じ悩みを持っていたんだ」と共感されることで、この人に任せてみよう、という気になるものです。
メディア掲載実績・リンク
これまでに新聞や雑誌に載ったり、本を出したり、TVに出演した経験はありませんか。もしあれば、全部書いておきましょう。あなたの活動が世の中に、ちゃんと認められていることが伝えられます。
この欄から、ホームページ、ブログ、SNSのリンクも貼っておきましょう。
参考リンク物語・ストーリー型のプロフィールの書き方 - 1.73BLOG
情報の編集は時系列と重要度
書き出した各項目の情報を「時系列」「重要度」で整理して、テンプレに記入します。
- 経歴は過去から現在の順で書く
- 実績は重要なものを優先する
情報を整理、編集するときには「ふせん」が便利です。
プロフィールの好感度を上げるには?
笑顔の写真を使う
第一印象は「写真」で決まります。「ブログを書いているのはどんな人?」読み手は興味深々。プロフィール写真のポイントは3つです。
- 親しみやすい笑顔
- 専門家らしい服装
- 活動の様子や動きが伝わる
ポイントは、他の人が見てどう感じるか。自分の好きな写真より、他の人から「いいね!」と言われる写真を使いましょう。
共感を呼ぶのは余談です
プロフィールでは、あなたの人柄を伝える話をたっぷり公開しましょう。読み手は、人柄に共感すると「会ってみたい」と感じるものです。
実績や経験だけでなく、次のような話題を書くと読者の心をつかめます。
人柄を伝える話題の例
- 出身地や詳細な出身校
- 趣味や特技
- 休日の過ごし方
故郷や卒業した学校が同じだと昔話で盛り上がりますね。学歴は、幼稚園から最終学歴まで詳しく書くと、意外なつながりが見つかるかも。
同じ趣味の人とは、共通の話題で心の距離を縮めることができます。趣味名だけでなく具体的な内容まで書いてみましょう。
特技は「どこでも寝られること!」など面白く書いてもOK!
読み手への情報開示とプライベート情報の保護。ブログの目的とビジネスの形態を考慮してバランスのとれた伝え方を考えることが重要です。
プロフィールの最終チェック
ビジネス用途のプロフィールは、読み手の「なぜ?」に答えられるかが成果のカギ。あなたのプロフィールは、次の問いに答えていますか。
- いつこの知識・技術を身につけたか
- 知識・技術を身につけて何か変わったか
- 知識・技術に関して誇れることはあるか
- なぜこの活動(仕事)を始めたのか
- これまで実践した人はどうなったか
プロフィールから「あなたが選ばれる理由」が明確に伝わるか、チェックしましょう。
まとめ
いかがでしたか? 今回は、「プロフィールの書き方」をご説明しました。このテンプレにそって書くと問い合わせにつながるプロフィールが簡単にまとめられます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
この記事でプロフィールの書き方は十分。でもこっちにはさらに一段上のプロフィールとか紹介文の書き方が全部公開されています。