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【感想】「生産性」伊賀泰代-ブログ運営の「質」を高める評価基準

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伊賀泰代著「生産性」を読んでいます。まだ4章までしか読んでいないのですが、いくつか考えさせられる内容がありましたので、忘備録として残しておきます。

 

生産性とは何か?

生産性は「成果(アウトプット)を投入したコスト(費用・労力・時間などのインプット)で割ったもの」です。生産性の向上には、次の2つの方策が有効です。

  • ①成果(アウトプット)を増やす
  • ②コスト(インプット)を減らす

広告業界では、費用対効果。私たちの日常生活で使われる、コストパフォーマンスという言葉も広い意味で生産性の考え方に似ています。

 

ブログの生産性を評価する

ブログを運営にも「生産性」の視点を採用できます。成果としての閲覧数が同じであれば、記事を書くコスト(労力・時間)は少ない方が生産性は高くなります。

逆に、投入するコストが同じなら、成果としてのPVが、より多い方が生産性が高いといえます。コストを減らし、成果を上げるには、どうしたら良いか。生産性を上げる改善、革新は、ブログにとどまらず、何においても重要です。

 

コストを増やす生産性向上の罠

 ブログのPVを上げる知識を得ようと、セミナーに参加したり、書籍等で勉強をしたりすることがあります。

これは手法を学ぶことで「①の成果を増やす」意図でしょう。

しかし、ここで忘れてはならないのは、成果を増やす意図で、②のコスト(セミナー費用・書籍代・時間)を増やしている点です。企業でも、成果を増やす意図で、コストを増やす場面が、たびたび見られます。

コスト増やすのは、生産性を下げる要因です。したがって、増やしたコスト以上に成果が増えなければ、生産性は下がります。

コスト増が結果として生産性向上につながれば、追加コストは「投資」として評価されます。逆に、生産性を下げる結果になれば追加コストは「浪費」となります。

追加コストは、成果を上げ、生産性向上につながる投資となり得るか。この点は、常に意識すべきでしょう。

 

まとめ

生産性の評価基準がないと、成果を上げるために、コスト(労力・時間・カネ)を際限なく投入しがちです。成果を増やすことしか見ていないからです。

また、残業を減らすことばかりに意識が向くと、労働時間だけでなく、成果である売上や利益も目減りしがちです。コスト削減しか見ていないからです。

生産性は、成果とコストの両面から評価して「質」を高める考え方です。最小のコストで最大の成果を上げるには、どうすれば良いか。身近なことから、考えてみるのも有意義ではないでしょうか。