新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

SEOは意味がないという誤解

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SEOを意識してコンテンツを制作すると不自由さを感じる人がいます。人に向けて書いているテキストなのにGoogleという無機質な機械を相手に書いていると錯覚するからです。SEOは意味がない、わたしもそう誤解していました。

しかし、最近、考えをあらためました。Googleに向かって文章を書くことは、自由奔放に文章を書く以上に、たくさんの人に向かって文章を書く行為だと理解したからです。

 

SEOと英語の類似点

検索に評価されるコンテンツを作るには、内容の善し悪しのほかに、いくつかのルールがあります。キーワード対策、見出しの階層づけは、代表的なものです。こうした約束事に表現が制約されて、読み手に響くテキストが書けない。これがSEO否定派の理屈です。

しかし、この理屈はSEOに限りません。わたしたち日本人は、英語で文章を書けと言われても、日本語のように表現できません。文法がわからなかったり、制約されたりするからです。しかし、英語の必要性は認めています。

英語が使えれば、世界中の人とコミュニケーションがはかれます。英語を学ぶ人が後を絶たないのは、この価値を理解しているからです。また、自分では英文が書けなくても、英語で書かれた優れた書物があることは誰もが知っています。

自分ができないことと不要であることは別問題です。英語だと誰もが納得するこの理屈がSEOだと理解されないのは、英語に比べてSEOがマイナーだからにすぎません。

 

SEOは世界に伝えるルール

SEOを意識したテキストの書き方に関して、わたしは初学者です。入門書とネットで得た基礎的な知識しかありません。

その中でわかったのは、SEOを意識した文章は、英語と同じシンプルな論理構造に基づいていること。つまり、SEOに則ってテキストを書けば、翻訳するだけで、英語圏の人たちにも伝わりやすいのです。

最近、Google翻訳の精度がニューラルネットワークの導入で大幅に向上したというニュースを読みました。数年後には、主要な言語の翻訳が、人間並みに自然にできるようになる可能性があります。

しかし、翻訳が進歩しても、文章の構造が支離滅裂だと読み手に伝わりません。日本人同士でも、話す順番、要旨のまとめ方が悪いと、意思の疎通に苦労します。このような文章は、英語に翻訳しても、用を足さないでしょう。

 

Googleを意識するという誤解

誰もが理解しやすい文章構造、あらゆるデバイスで検索しやすい文章は、機械に向けた文章ではなく、人間に向けた文章です。書きにくいのは不慣れだからです。

仮に、SEOを意識しなくても、多くの人に、わかりやすい、伝わりやすい文章を心がけると、構造はSEOのルールに近づきます。タイトルのつけ方、要約、見出し等からはじめてみると良いでしょう。

Googleのシステムを介して、世界中の人たちに向けて書く、これがSEOを意識した書き方です。決して、機械に向けて書いているのではありません。

 

まとめ

  • SEOが苦手なのと不要はちがう
  • 誰にでも伝わりやすい構造がSEO
  • 翻訳精度が上がると外国人も読者になる
  • 構造が明解な文章は訳文も伝わりやすい
  • SEOは人に向けて書くことと矛盾しない

以上、検索を意識したSEOライティングについてでした。

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