新聞と広告の向こう側

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【感想】セス・ゴーディンの出し抜く力 - 9つの文章テク

ブロガーが使っている文章テクニック

世界のトップクラスのエリートたちが動向を追い、教えをこうマーケット戦略家セス・ゴーディン。彼のブログを書籍化した「Whatcha Do with That Duck?」を神田昌典氏が監訳した本が「出し抜く力」です。

このエントリでは、セスのマーケティング術から「やり手ブロガーが使っている文章テクニック」を紹介します。ブログだけでなく、ビジネス文章、キャッチコピー、礼状などにも応用できます。

本文は、書籍の見出しと引用、吹き出しは、わたしの所感です。

1.「見出し」を効果的に

私もよく見出しを使う。テーマを提示するだけの、つまらない見出し(この項目のように)だけでなく、何かユニークで興味をそそる見出しを考えよう。 

 

 

流し読みで、おおよその内容がわかるのが、良い「見出し」。また見出しを見て、内容が気になるように書くのもポイントです。見出しにキーワードを含めると、検索エンジン対策にもなります。

 

 

 

2.「読み手には無数の選択肢がある」と心得る

世の中は、ほかにも情報があふれている。いま、この瞬間にも読者がよそのサイトへ行ってしまうかもしれない。彼らを引き留めておくには、文章をより簡潔で、より楽しいものにする必要がある。 

 

 

短くやさしい文章で、読者の関心のあることを書くのが、サイト作りのコツ。欲しい情報がある、というのは「見出し」で伝えます。写真やイラスト(吹き出し)も楽しさを増すための工夫のひとつ。

 

 

 

3.少しずつ積み重ねる

一度にすべてをいう必要はない。毎日、新しいアイデアを積み重ね、時間をかけよう。

 

 

1記事には1テーマが基本。ひとつの記事に数多くの話題を盛り込むと、伝えたい内容がぼやけてしまい、結局、何が言いたいのか、読者に伝わりません。アイデアを分割することで、わかりやすくなり、更新ネタも尽きません。

 

 

 

4.読者離れを心配しない

売れっ子ブロガーは積極的に他サイトへのリンクや、ちょっとした気晴らしを盛り込む。自分のサイトがおもしろければ、読者はまた戻ってくるとわかっているからだ。

 

 

読者を自分のサイトに囲いこもうとする考え方は、読者の自由な選択肢を制限することになります。結果、窮屈な印象を与え、読者離れに拍車をかけます。人は気前のいい人を好みます。有益なサイトを積極的に紹介することは、むしろ読者のファン化につながるのです。

 

 

 

5.双方向の関係を保つ

読者はつねに自分自身の意見を気にかける。そのため、メールをやりとりしたり、互いのコメントやトラックバックを読んだりして、双方向の関係を保とう。

 

 

当ブログは、TwitterやFacebookに記事をシェアし、そこでコメントのやりとりをしています。本当は、ブログのコメント欄も開放した方がよいのですが。コメントのやりとりは読者との距離を近くしますね。

 

 

 

6.小細工よりも内容を大切にする

長持ちする人気ブログをつくりたいのなら、それなりに中身に説得力をもたせなければならない。

 

 

実際に長く運営しているブログを見ると、テキスト中心のシンプルなものが多いようです。読者を飽きさせない工夫は必要ですが、もっとも大切なものは「何を伝えているか」という内容です。画像や装飾は、ほどほどにして、文章に集中するのが、長く続けるコツかもしれません。

 

 

 

7.箇条書きにする

読者は箇条書きが好きだし、一覧にすれば見やすい。

 

 

箇条書きにすることで、内容が一覧でき端的に頭にはいります。このブログでは箇条書きは、冒頭の目次、まとめなどで使っています。

 

 

 

8.とにかく書く

アイデアは人に伝えてこそ意味がある。完璧なものが書けるまで待つというのは愚か。

 

 

バージョン1をいかに速く書き上げて投稿するか。投稿してから、手直しを繰り返し理想の文章に近づける方が、効率的です。文章のよし悪しは、一文だけでは決まりません。全体を読んで削ったり、書き足したりすることが大切です。

 

 

 

9.「ありのまま」が大事

隠したり、脚色したりしない。

 

 

長く続けるためにも、背伸びをしないで気軽に記事を書きましょう。カッコをつけたり、自分の好きではない分野の記事を書いたり、本音ではない文章を書いたりすると、読者は見抜きます。結果、続かないことになります。

 

 

 

まとめ

以上、セス・ゴーディンの「出し抜く力」より、やり手ブロガーが使っている文章テクニックを紹介しました。冒頭でも述べましたが、この本は、仕事を成功に導く視点の置き方が数多く取り上げられています。

現在の仕事を別視点で見つめ直すヒントや問いが得られる一冊です。