新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

数字を入れて文章の説得力アップ!

数字で説得力

文章は、数字を使うことで具体性が増します。約束の時間に現れない友人に電話をして「もうすぐ着く」と言われても、それが5分なのか15分なのか、それ以上なのかはわかりません。人によって解釈が異なる表現は、数字を使うことで焦点が合い、説得力が増します。

 

数字で表現するメリット

文章のあいまいな表現は、積極的に数字に変更しましょう。数字で表すと、次のようなメリットがあります。

  • 解釈が1通りになり誤解を防げる
  • 数字を入れると信憑性が増す
  • 具体的で目に止まる表現になる

では、数字に変えられる「あいまいな言葉」にはどんなものがあるでしょうか。代表的なものを確認していきましょう。

あいまいな言葉は数字で表現│例
多い・少ない→20000個、2人
はやい・おそい→時速160km、3週間以上
重い・軽い→10トン、8グラム
高い・低い→高さ100m、高さ15㎝
高価・安価→1500万円、38円
広い・狭い→10万㎡、1坪

 

 このほかにも「すぐに」「たくさん」「大小」など、文章にはあいまいな表現があふれています。常に「数字で具体的に表せないか?」と問う習慣をつけましょう。

数字はイメージしやすいものに例える

数字だけではイメージしにくい場合は、具体例を合わせて伝えます。「最軽量8グラム」と言われても軽さの度合いがわかりにくいものです。この場合は「1円玉8枚分の重さです」と基準を併記するとイメージしやすくなります。1円は1枚1グラムです。

東京ドーム何個分はわかりにくい⁉

東京ドーム

余談ですが、広さを伝えるとき使われる表現に「東京ドーム何個分」があります。46,755㎡で、正方形にすると縦横およそ216mですが、これはわかりにくいですよね。

実は、東京ディズニ―ランドとディズニーシーを合わせた面積が1000000㎡。これは縦横1kmの正方形の面積と同じです。東京ドームはこの中に21個入ります。

量を時間換算する伝え方

通販広告などで目にする表現に「6秒で1個売れている○○」があります。これは1年の販売数が525万6000個という意味ですが、数が大きすぎて身近に感じられません。6秒で1個(1分で10個)と、短い時間を基準にしてなじみのある数字を伝えることで、よく売れていると印象づけます。

まとめ

文章のあいまいな表現は、具体的な数字にして伝えましょう。数字で伝えることで、解釈のブレがなくなり信憑性、説得力がアップします。また、数字だけでは量や大きさが実感しにくいものは、比較対象を合わせて表記することで、伝わりやすくなります。