新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

その発信や投稿は本当に必要ですか?

沈黙は金、雄弁は銀という。賢い人は、沈黙を守る。それを見習って我々も黙っていた方がよい。あの人は無口な人なのだ、無駄口をきかない人なのだと思わせたら勝ちだ。無駄口はきかず本質的なことを、たまに口にする。これが上策だと思う。

そういう態度でいれば、やがて人々は、あなたの「一言」を待ち受けるようになる。できるだけ黙っていよう。口数が多くなればなるほど、良くも悪くもあなたの本性は漏れだしてしまう。

前に、このブログでパスワードを暗号化して記録する方法について書いた。換字法のカエサル暗号というもので、ABCと並んだアルファベットの文字を3文字ずらすして暗号化するものだ。こうすると、言葉の意味がわからない。

たとえば「VXVKL」なら「SUSHI(寿司)」を表す。下の表で解読してみよう。

 

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でも、この方法には、欠点がある。長文は、表がなくても簡単に解読されるのだ。

アルファベットの文字は、文字ごとに出現頻度が決まっている。ためしに英語の辞書を横から見てほしい。AやC、Sで始まる単語が多いだろう。26文字が同じ回数だけ出てくるわけではないことがわかる。

この性質を利用して、メッセージの中にどの文字が何回出てくるかを数えてみる。すると、文字の出現率から本来の文字が推測でき、換字法の暗号は解読できてしまう。

長い文章を書いたり、多弁だったりすると、それだけたくさんのヒントを相手に与えることになり、自分の「本性」を見透かされてしまうだろう。賢愚に関わらず、言葉は少なく、短い方が望ましい。

 

一宮市地域文化センターの森
この静かな林道を抜けると図書館。お気に入りの場所