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中学受験合格への近道!語彙力アップのおすすめ本8選

中学入試までに子供の語彙力を高める本

  • 作文の表現力が乏しい
  • 言葉の意味が取れず読解力が弱い
  • 敬語がうまく使えない

たくさんの言葉から自由自在に適切な言葉で表現する力を語彙力といいます。

いつも同じ言葉を使い、ありきたりな表現ばかりなのは語彙力の不足が原因。

語彙力の不足は中学受験で圧倒的に不利になります。国語の読解問題、作文、面接などで語彙力は必ず求められるからです。

この記事では、中学受験を目指すお子様に語彙力をつける本を紹介。先輩合格者に評判の実績のあるものを厳選しました。

効率的に語彙力をつけ、受験を有利に進められます。

日常語から中学受験に必須の難語まで。お子様の語彙レベルに応じて、最適な1冊をお選びください。

 

中学受験の語彙力をつける問題集

マンガでわかる! 10才までに覚えたい言葉1000

ひとつの言葉に1枚のマンガが添えられていて、視覚的に言葉の意味をつかむことができます。400ページあるので、通読だけでなく、パッと開いて出会った言葉を覚える使い方がおすすめ。

小学校2・3年生で十分に理解できます。ことわざ、慣用句だけでなくカタカナ語も収録されているのが特徴です。

 

10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版

マンガによる用例紹介とクイズ形式の問題で語彙力を増やすことができます。この本は、収録されている言葉のチョイスが実用的で評価が高いです。

見開き2ページで1項目、全部で200項目あります。編集の仕方がよいので、1項目5分程度で読みこなすことができます。

 

ドラえもんの国語おもしろ攻略 言葉の力がつく (ドラえもんの学習シリーズ)

熟語、ことわざ、慣用句以外のちょっと表現がわかりにくい難語、日本古来の表現、和語を収録しています。こうした言葉が受験で問われます。

基本的な語彙力は「ことわざ辞典」「四字熟語辞典」「慣用句辞典」で補完を。いずれも収録内容は、中学入試に高い実績を持つ日能研のデータに基づいています。

 

小学生必須難語2000マンガでクイズ―パラパラめくって語彙を増やす!最高レベルまで対応

小学生が難しいと感じる日常語2000を網羅。こちらは、難関中学受験で問われる語彙まで収録しているので、レベルは高めです。

すべての漢字にルビがふってあるので低学年から使えます。サイズもコンパクトでスキマ時間の学習に最適。中学受験を目指す小学生は、だいたい持っています。

 

小学校6年生までに必要な語彙力が1冊でしっかり身につく本

辞書引き学習で有名な深谷先生の本。日常でよく使う言葉で、小学生のうちに知っておくべきものを学年別に厳選して収録しています。

ドリルや暗記で覚えさせる方法ではないので、国語に苦手意識のある子も気軽に言葉のストックを増やすことができます。読解や作文が苦手な子におすすめ。

 

小学3年生から始める!こども語彙力1200 考える力が育ち、頭がグングンよくなる

「語彙力こそが教養である」の著者、齋藤孝先生の本。小学校卒業までに覚えておきたい1200語をテスト形式で学べます。

中学受験も意識した内容で「読解基本語」「感情表現や情景描写の言葉」「論理的な表現や概念の言葉」とランク分けされていて、子供の苦手分野に応じて勉強するパターンを紹介しています。

 

ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集[小学生版]

反対語と類語を中心に語彙をひろげていく問題集。単に言葉を知るだけでなく、文章問題攻略、読解に不可欠な言葉の因果関係を習得するよう工夫されています。

1ページの上段に反対語が1組と関連する反対語が4-5種類掲載されており、下段に演習問題を収録。4年生程度からはじめるのがおすすめです。

 

中学入試用 国語力がアップすることば1200

中学受験指導で有名な四谷大塚が、中学入試用のことばをドリル形式でまとめた書籍。巻末に有名中学の長文入試問題に登場した語句を実践問題として収録。難関中学受験者は必携です。

ちなみに同じ出版社の「4年生までに覚えておきたい国語力がアップする言葉1200」は現在絶版の希少本。中受を目指す低・中学年の保護者に絶賛されていますが高額なので手に入れてはいけません。

 

まとめ

以上、中学受験の語彙力をつける問題集8選でした。

ほとんどの本が、ルビ付き。
マンガで言葉の意味を説明している本は、低学年から使えます。

また「10歳までに」とうたっている本が多いですが、国語が苦手な子は、高学年で復習を兼ねて使っても大丈夫です。

中学受験を視野に入れた学習は下記の3冊をおすすめします。