最終更新日:2019年5月19日
カメムシが大量発生しています。
例年、秋に増えるカメムシ。
でも最近は、春先にも発生します。あの独特の形と臭い。洗濯物や干した布団についているとイヤ~になりますね。
この記事では、カメムシの習性と洗濯物に寄せ付けない便利グッズを紹介します。
人家周辺で目にするカメムシ4種類
私たちが、よく目にするカメムシは主に4種類います。
名古屋圏に住んでいますが、こちらでは「アオクサカメムシ」をよく目にします。
上にあげた4種類のほかにも、日本では、約90種類のカメムシが生息しているといわれています。種類の多い昆虫なのです。
春は産卵・秋は越冬で大量発生
カメムシは、春と秋に目につきます。
- 4月・5月の春は産卵
- 9月・10月の秋は越冬準備
カメムシは基本的に山間部に生息しますが、春と秋は、繁殖のサイクルで、あたたかい人家周辺に出てきて私たちを悩ませるのです。
カメムシは白と黒の洗濯物に寄る
カメムシがつきやすい洗濯物があります。
実は、カメムシは白っぽい明るい色を好む習性があるのです。なので
- シーツ
- タオル
- ワイシャツ
これらは、洗濯物を取り込むときに特に注意したいですね。
一方、白だけでなく黒っぽい色の洗濯物に取りつく話も耳にします。
これはカメムシが暖かい場所を好む習性に由来します。黒色は光を吸収するので、温度が上がりやすいのです。
黒っぽい衣料についたカメムシは、見つけにくいので本当に困りますよね。
洗濯物にカメムシの臭いがついたときの対処法
カメムシの臭い成分は、主にトランス2ヘキサナールといいます。
この臭い成分は
- 油に溶ける親油性
- 熱に弱い
性質があります。この性質を利用してカメムシの臭いを脱臭できます。
主な対処法をご紹介します。
※カメムシは柔軟剤の香りに寄るとも言われます。特に「フローラル系」の香りを好む傾向があります。カメムシを防ぐ場合は、柔軟剤の使用は控えましょう。
手にカメムシの臭いがついた場合には、オリーブオイルを手にまんべんなく馴染ませてから石鹸で洗い流します。
こうした方法で脱臭できますが、やはりカメムシを寄せつけないのがベストだと思います。
そこで次項では、カメムシ対策におすすめのグッズを3つ厳選してご紹介します!
カメムシ対策グッズベスト3
3位.カメムシを洗濯物によせつけない
- カメムシを寄せ付けない
- 1m間隔で洗濯物周辺に設置するだけ
- 約2ヵ月効果が持続
まずは、カメムシが洗濯物によせつけない忌避剤で対策。使い方は、つるすだけです。効果の範囲は1m四方、天候にもよりますが2ヵ月もちます。
物干し竿に1m間隔でかけておくのが効果的。ベランダや洗濯物に近づくカメムシが目に見えて減ります!
2位.カメムシの窓からの侵入を防ぐ
- 室内入口付近でカメムシを殺虫
- 臭いの少ないエアゾールタイプ
- 直接噴霧して殺虫もできる
この商品は、忌避スプレーと表示してありますが、遅効タイプのトラップとして使います。室内への入口となるサッシのすきまや網戸にシューッと先にスプレーすることで効果を発揮。
スプレーしたところを通ったカメムシは、しばらくしてコロリ。サッシの下やまわりで緑の死骸を見つけることができます。
部屋の奥まで侵入させない、入口で殺虫する罠(トラップ)として使います。洗濯物に直接噴霧してはいけません。
1位.カメムシを一撃で駆除する
- 直接噴霧でカメムシを瞬殺
- カメムシが臭いを出す前に駆除
- 布団や洗濯物にかかっても安心
よせつけない、侵入させない。
この2つの対策を抜けてきたカメムシを退治するのがエアゾール。ノズル調整で近くも遠くもOK。殺虫力が強い即効性。
目の前のカメムシをポロリ瞬殺。
ジャスミン等に含まれるベンジルアルコール(エステル)が主成分で、布団や洗濯物にかけても安全ですぐに乾きます。
カメムシが大量発生する時期は品薄になるほどの人気商品です!
まとめ
以上、カメムシよけに効果を発揮するおすすめグッズを3点ご紹介しました。
ここ数年、本当に春秋のカメムシが増えました感じがしませんか。
一説では、カメムシは、スギ花粉をエサにしていて、花粉の飛ぶ量が増えたことも大量発生の原因になっているみたいです。
グッズは、どれも用途が異なります。
うまく組み合わせて、カメムシをシャットアウトしましょう。