新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

【保存版】入稿前にチェック!チラシ作成19のポイント

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自分で作ったチラシが、うまくいくか、いかないか。気になりますよね。

売れるチラシには、19の共通するポイントがあります。

ネット印刷に入稿する前に、この記事で取り上げる19のポイントを見直すだけで、チラシの反応はグッと上がります。

「チラシを入れても反応が全然ない」
「すぐに効果が上がるコツを知りたい」
「広告会社が作るチラシで本当に大丈夫なのか心配」

こうした悩みに、この記事は役立ちます。

19のポイントは、広告代理店で年間1000万枚以上のチラシ制作を受注する私が、実務で身につけた即効性の高いものです。

最初は、1つで構いません。
気になるポイントから、修正してみてくださいね。

 

売れるチラシ作成19のポイント

1.チラシの目的は2つ以内か?

読み手が記憶できる事柄は、多くても3つまでです。チラシに複数の目的を詰め込み過ぎて焦点がぼやけていませんか。

現場見学会に来てほしいのか、電話してほしいのか。資料請求なのか、注文なのか。

商品、お店の宣伝、社員募集などがごちゃまぜになっていると、読み手は何にどう反応していいかわからず、効果が上がりません。

 

2.メインの写真は通常の4倍の大きさでアピールしているか?

ほかのチラシにまぎれて見落とされないために、メインの写真は通常の写真の4倍以上の大きさでアピールしましょう。

どんなにお客さんにとってお得な内容が書いてあっても、チラシの存在に気づいてもらえなれば意味がありません。

メインの写真は、読み手の目を止める「アイキャッチ」になっていますか。

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関連記事キャプションの書き方│効果的な広告の写真説明

 

3.数量限定や期日限定をうたっているか?

人はニュースに弱いです。
数量限定や期日限定は、お客さんにとってのニュースになります。

また、期間や数量の限定をうたわないと、お客さんは切迫感を感じません。チラシは、即反応してもらって意味があります。

いつでも大丈夫と油断させると、結局、チラシのことは忘れられてしまいます。限定表現は、お客さんの反応を引き出すために不可欠の要素です。

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4.お客さんの感じる心理リスクを肩代わりしてあげているか?

商品に興味を持ってもお客さんは、すぐに問い合わせをするとは限りません。

欲しい気持ちとは裏腹に

  • 買っても大丈夫?
  • 家族に何か言われない?

という心配も抱くからです。

チラシでは、お客さんの不安を予測して対処する必要があります。

洋服の販売員さんが「こちらは着回しが利きますよ」と言って、おすすめすることがありますが、これなどは「一度着るだけだともったいないかな」というお客さんの不安に対処して背中を押す言葉といえます。

心理リスクは購買リスクともいいます。こちらの記事では、代表的な「買わない心理」について解説しています。↓

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5.地図は見やすいか? 地元の人でなくてもわかるか

来店を促す内容のチラシの場合、地図は大きくわかりやすく掲載しましょう。

土地勘のない人にも来店しやすいように、大きな道(幹線道路)と駅を起点に周辺の目印となる建物を描き、位置関係を伝えます。

最近は「カーナビ」に電話番号や住所を入力して来店する人が大半。どのように検索すると目的地が表示されるか、チラシに書いておくと親切です。

下の記事は、広告用の地図の描き方ではありませんが、Yahoo!を使って簡単に地図を作成できますので、参考にしてください。↓

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6.電話番号は社名よりも大きく、見やすいように掲載されているか?

お客さんとお店をつなぐのは、電話番号です。

社名は、信頼感を与える役割がありますが、お客さんとの接点にはなりません。問い合わせや予約などの行動は、電話で行われるのが主流です。

ちょっと聞いてみたい、と思ったときに電話番号が読みづらかったり、どこに書いてあるかわからなかったりすると、お客さんを逃がしてしまいます。

電話番号は大きく表示しましょう。

 

7.電話番号のそばに担当者の名前が書いてあるか?

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電話をかけたとき「誰が出るのか」不安で、電話をためらう人が一定数います。

求人広告の場合、担当者名が明記してあると、応募者も安心ですし、担当者以外の人が電話に出たときも取り次ぎがスムーズです。

担当の部署(役職)名と担当者名を電話番号の近くに記載しておきましょう。

 

8.電話番号の下に問い合わせ可能な営業時間と休日は書いてあるか?

今、電話をかけて大丈夫?
チラシは、昼間に見る人ばかりとは限りません。夜中にチラシを見て「予約したい」と思う人もいます。

こんなとき、電話番号の下に「24時間受付」とあれば安心です。

受付時間に制限のある場合は、電話受付 8時~20時(月~金)と書いておけば、時間内にかけてもらえるでしょう。

問い合わせを確実に拾うなら、Webサイトのお問合せ先を併記して、24時間受付とする手もあります。

 

9.権威からの推薦、マスコミ取材履歴、実績、証拠、表彰状などは掲載されているか?

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  • 権威からの推薦
  • マスコミの取材履歴
  • 実績・証拠
  • 表彰状

これらは、すべてお客さんの不安を解消する客観的な情報です。

権威ある博士や評論家からの言葉や推薦文、また各種マスコミで紹介されたことを訴えるとチラシの信頼感が高まります。

また、信頼感を高めるには、創業年数や売上、店舗数などの企業実績をアピールするのも効果的です。

 

10.「お客様の声」を上手に活用できているか?

多くの人は先に購入した先輩の意見を聞きたいものです。

  • どんなに良い商品だったか?
  • 店員のサービスは良かったか?

 など、先に体験した人のコメントを伝えることで、安心感を与えることができます。

売り手の言葉よりも第三者の言葉の方が信頼されやすいのが、消費者心理。お店側が伝えたいことを「お客様の声」で語っている人がいたら、積極的に掲載しましょう。

 

11.お客様の声は信頼できるか?

信頼されるお客様の声は

  1. 実名または仮名
  2. 年齢
  3. 地番を除く住所の掲載

この3つは、お客さんのコメントのほかに最低限必要です。

これに顔写真があればベストですが、顔写真の掲載が難しい場合は、イラストあるいは、手書きのコメントを使ってリアリティを伝えます。

 

12.複数の問い合わせ方法を用意しているか?

問い合わせ方法は、電話番号のほかにFAXやメールなど複数用意しましょう。

  • 電話で話すのが苦手
  • 昼間に問い合わせができない

という人もいるからです。複数の問い合わせ方法を掲載すると、お客さんの取りこぼしを防ぐことができます。

 

13.社長やスタッフの笑顔の顔写真が掲載されているか?

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社長やスタッフの笑顔の顔写真は、読み手の警戒心を解いて安心感を持ってもらう仕掛けとして重要です。

人柄のわかるメッセージ(たとえば「趣味は釣り」「中日ドラゴンズのファン」など)を添えると、親近感を持ってもらえます。

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14.裏面を最初に見られたときも表面が見たくなるように工夫されているか?

情報は、知れば知るほど、対象への興味がわきます。表面、裏面の隅々まで読まれたチラシは、それだけ購買される可能性が上がります。

そこでチラシは表裏に

  • キャッチコピーを入れる
  • 反対面にもお得情報がある文章を添える 

工夫で両面を見てもらうようにします。

同時に片面しか見られない場合も考慮します。具体的には、社名や電話番号は両面に記載して対処します。

 

15.過度の期待を煽り立てるような記載はないか?

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嘘や大げさな煽り文句で集客しようとしていませんか。

お客さんをダマして集客しても、購買につながりませんし、失望から悪い評価が広がる恐れもあります。

SNSも普及していますし、Googleのクチコミなどに低評価をつけられると、今後の集客にも影響します。

チラシは、過不足のない正確な情報を掲載しましょう。

 

16.危険を警告しているのにPOP文字や丸文字になっていないか?

色や文字には、固有のイメージがあります。

POP文字や丸文字は、やわらかさをイメージさせる文字です。危険を伝える用途には向きません。

危険を警告する場合は、交通標識の禁止を表す「赤の背景に白のゴシック文字」あるいは「黄色と黒」の虎柵の配色が一般的です。

チラシは、意味を理解してもらう前に、直感的に内容を伝える工夫が必要です。印象と意味の一致を心がけましょう。

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17.効果の計測が可能か?

チラシの効果を計測するには、切り取りのクーポンをつけたり、キャンペーン番号を記載したりします。

こちらの記事では、チラシの反応率を計算する際に必要なデータの取り方を解説しています。↓

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チラシは1回で満足のいく成果が出ることは稀です。PDCAを回して精度を上げていくことが大切です。

 

18.新聞に折り込まれたとき、紙の色が目立たなく埋没しないか?

新聞折り込みに使うチラシは、通常B4までのサイズを使うことが多いです。B4を超える紙は、折込料が高くなるからです。

したがって紙のサイズでは、ほかのチラシと差別化できません。

そこで、目につきやすいチラシを作る方法のひとつにあげられるのが「色紙」の活用。黄色のザラ紙に奉仕品の値書きを列挙したスーパーのチラシが代表例です。

 

19.お客さんが得られるメリットが記載されているか?

人は感情で行動します。

チラシを読んで、来店したり購買したりすることで、自分にどんなメリットがあるのか。これが具体的に想像できると、お客さんは感情を揺さぶられます。

それは「この商品・サービスは、自分の理想を実現するものだ」という確信に近い期待感といえます。

読み手に期待感を抱かせることができれば、そのチラシは成功します。

それには、現状の問題点を明示し、理想の状況になれるという期待感を「感情と論理」の両面から支える必要があるのです。

 

まとめ

いかがでしたか。
この記事では、チラシを印刷会社に入稿する前にチェックしたい19のポイントを解説しました。

チラシ成功のポイントは

  • チラシの存在に気づかせる
  • 読み手にメリットを伝える
  • 期待を抱かせ内容を信頼してもらう
  • 電話番号などの顧客接点を強化する

に大きく分けられます。19のポイントのうち、できるところからで構いませんので、修正して効果アップにつながてくださいね。

 

入稿はラクスルの「印刷+配布」が便利です

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できあがったチラシデータは、ネット印刷ラクスルに入稿しましょう。

入稿画面上で、折込地域も決めることができるので、必要な印刷枚数がすぐにわかりとても便利です。

B4の光沢紙を使う標準的なカラー印刷はコスパがいいですよ。印刷の仕上がり、発色も改善されています。

印刷仕上がりまでに、日数の余裕があるとさらにお値打ちです。↓

新聞折込(印刷+配布)ならラクスル