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江戸時代(慶応)生まれの人はいつ頃まで生きていたのか?

江戸時代に生まれた人

江戸時代に生まれた人は、いつ頃まで生きていたのでしょうか?

江戸の最後の元号は「慶応」
慶応4年が明治元年で、西暦は1868年。もし江戸時代の人が、現在も生きていたら150歳以上になります。

参考:江戸時代の元号一覧

最初に江戸時代生まれの人がいつまで生きていたのか、それは誰でいつ生まれて何歳まで生きていたのか「結論」を書きます。

最終更新日2022.5.22

江戸時代の最後の年に生まれると1978年で110歳

慶応4年(1868年1月24日以前)に生まれて110歳まで生きると1978年。110歳は現在でも90万人に1人が到達できるかどうかの年齢です。

したがって昭和50年代前半に、江戸時代生まれの人は絶えたと推測できます。

実際は1976年が最後でしたから、あながち外れていません。

昭和30年代以前に生まれた人は、江戸時代に生まれた人と直に話をした経験があるかもしれませんね。

 

取り消された江戸時代生まれ最後の人物

昭和61年(1986年)に120歳で亡くなったとされる泉重千代さんが、江戸時代生まれの最後の人物と言われています。

ただし、この人物は1995年までギネス認定されていましたが、年齢の信憑性に疑いがあるとして公認が取り消されました。

現在、泉重千代さんの年齢は105歳説が有力で、江戸時代生まれであることは、ほぼ否定されています。

 

江戸時代生まれの最後は「河本にわ」さん

江戸時代生まれで生年に確証のある日本人としては、滋賀県出身の「河本にわ」さんが有名です。1863年9月17日(文久3年8月5日)生まれで1976年(昭和51年)11月16日の113歳まで生きました。

20代で結婚し8人の子を産み、生前に80人以上の子孫に恵まれた女性です。元衆議院銀の河本嘉久蔵は孫。

出生記録が確認できる日本人としては、江戸時代生まれの最後の生き残りといえます。したがって江戸時代生まれは1976年(昭和51年)を最後に絶えたといえます。

江戸時代生まれの最後の生き残りは、慶応生まれではなく文久生まれだったのです。

 

2022年・明治生まれの生き残りは何人?

1907年4月25日生まれの巽フサさんは2022年5月現在115歳で日本及びアジアで最高齢、世界で5番目の長寿。

明治時代は1912年7月まででしたから、明治生まれの人は2022年現在110歳以上です。

総務省の人口推計では、100歳以上の人口は、約7万人。うち明治生まれの110歳以上はさらに減ります。現存する明治生まれは現在何人いるのでしょうか。

2022年現在 明治生まれの生き残りの人数は男性は6名、女性は11名以上。情報元はWikipediaの長寿からです。

明治生まれの男性
名前 生年月日 備考
上田幹藏 1910年5月11日 奈良県・奈良市在住
中村茂 1911年1月11日 広島県・神石高原町在住
末藤三郎 1911年9月12日 神奈川県・平塚市在住
薗部儀三郎 1911年11月6日 千葉県・館山市在住
谷崎畩雄 1911年9月16日 - 1912年3月31日 熊本県・南関町在住
氏名不詳 1911年9月16日 - 1912年7月11日 香川県・三豊市在住
明治生まれの女性
名前 生年月日 備考
巽フサ 1907年4月25日 大阪府・柏原市在住
古屋かほる 1908年2月18日 静岡県・伊豆の国市在住
糸岡富子 1908年5月23日 兵庫県・芦屋市在住
氏名不詳 1908年10月30日 東京都・江戸川区在住
濵邊ヒデ 1908年12月3日 宮崎県・えびの市在住
山田貞子 1909年1月3日 大阪府・大阪市在住
小林薫 1909年1月18日 千葉県・習志野市在住
安藤か津み 1909年2月2日 三重県・亀山市在住
林シノブ 1909年3月15日 熊本県・合志市在住
我謝マツ 1908年2月1日 -1908年2月29日 沖縄県・中城村在住

出典:長寿 - Wikipedia
明治時代は1912年7月30日までで男性は表上の6名。女性は表の最年少が1909年生まれですから、明治最後の1912年まで拡大すると人数が増えます。

110歳以上の長寿者をスーパーセンテナリアンといいます。2020年の総務省の国政調査によると当時で日本には141人います。人口90万人に1人の希少な存在です。(下図)

生物的な寿命は大きく変化しませんから、2022年現在明治生まれの生存者は130~150人と予想します。ほとんどが女性です。

 

明治から令和まで5つの元号を生き抜く人

明治生まれも、あと数年。
生き証人として過去の体験を直に聞くことも難しくなっています。

明治、大正、昭和、平成、令和の5つの元号を生き抜くひとは本当に貴重ですね。

2022年4月追記

尚、田中カ子さんの後を引き継ぎ存命中の日本最高齢となる巽フサさん。令和4年4月25日は115歳の誕生日。

「彼女」「恋愛」「冒険」「しちゃう」──150年前には新語でした。私たちの日本語には、150年前には誰も知らなかった明治の新語、流行語があふれています。