新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

新聞に使う写真の配置のしかた

新聞の写真の配置法

新聞作りで使う写真はどのようなものが良いのでしょうか。この記事では、学級新聞、学習新聞に 載せる写真の使い方の配置のコツを解説します。

写真配置のコツ

  • 人物の入った写真を配置
  • 季節・場所・状況を伝える
  • キャプションで情報を補う


新聞は人物の入った写真を使う

新聞は事実を伝えるメディアです。記事だけでなく写真でも5W1H*1を意識しましょう。実際の新聞を読むとわかりますが、写真では、たくさんの人物が掲載されています。

なぜ人物が掲載されているのか? 理由は、5W1Hのwho「誰」がという、その物事を行った主体者を伝えるためです。

また人物の写真は、読み手の目を引く働きがあります。積極的に人物の写真を掲載すると、見出しや記事を読んでもらいやすくなるのです。


顔写真の配置のしかた

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新聞に顔写真を載せるときは、配置に注意しましょう。左向きの人物写真は紙面の右側、右向きの人物写真は紙面の左側に配置します。

このように配置すると、紙面に安定感で出て読みやすくなります。 対談の様子などを伝えるときは、右向きの人物写真と左向きの人物写真を向かい合うように載せると 実際に話をしているように見せることができます。


写真で季節・場所・状況を伝える

これも先述の5W1Hを伝えるのに関連します。写真で現場の様子をどこまで伝えられるか、これが新聞に使う 写真の報道としての役割です。

たとえば「催し物」の様子を写真で伝えるときは

  • 桜などを入れて季節を伝える
  • 会場入口の看板を写し場所を伝える
  • 混雑する来場者を写し賑わいを伝える

こうした写真を配置すると、リアリティを読者に伝えることができます。 また、後々の記録資料として価値が生じます。


キャプションで情報を補う

キャプションとは、写真に添える簡単な説明文です。写真の内容を要約したものを書くのが一般的ですが、 写真では伝えられない補足情報を書くこともあります。

補足情報を書くときは、写真だけでは不明な点、5W1Hの中で欠けている要素を書きましょう。 キャプションの書き方は、次の記事も参考にしてください。


まとめ

以上、新聞を作るときの写真の使い方、配置のコツを説明しました。写真で読み手の興味を引く人物を配置し、視覚的に5W1Hの要素を伝える。これが写真の使い方のコツになります。

人物を入れる、状況を写す、キャプション(写真説明)を入れる。この3点を意識して魅力的な 新聞を作ってくださいね。


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*1:when・where・who・what・why・howの頭文字の略/いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どうしたの要素で事実を客観的に伝える