テスト前の勉強はどうしていますか?
うちのお姉ちゃんは、テスト前になると、教科書を私の部屋に持ってきて「問題を出して!」とよく頼んできました。
自分で勉強していても、どんな問題が出るのか見当がつかないのでしょうね。
何問か問題を出して、理解度をチェックしてあげるのですが、このとき「過去問があれば…」と、いつも思っていました。
塾に通えば、こうした悩みはありませんが、費用の問題や子供の自由時間がなくなるという別の悩みも。
なので、長男(弟)には、お姉ちゃんのテストを残しておいて、テスト前の教材にしたのです。その結果・・・
前日の過去問対策で成績アップ
結論からいうと、短時間で100点を取るテスト勉強ができました。
具体的には次の手順でやりました。
- 時間を計って過去問を解く
- 間違えた問題と回答を覚える
- 教科書準拠問題集で再チェックする
まずは、過去の兄姉のテストの過去問を模試として解かせてみます。このとき大事なのが、必ず時間を計ること。
時間をはかることで、本番に近い雰囲気で取り組め理解度も確認できます。
間違えた問題を徹底的に克服する
過去問を使った模試は「間違えた」ところに意味があります。
ケアレスミスなのか、覚えるべきものに漏れがあるのか、など原因を探って、必要な対策を打ちます。
漢字を覚えたり、解き方を覚えたり、という知識のインプットはこの段階で行います。
間違えた問題は、テストでよく出される問題と考えて差し支えありません。出題傾向を踏まえて得点につながる勉強をしましょう。
教科書準拠問題集で仕上げ
テスト勉強の仕上げは教科書準拠問題集を使って理解度を確認しましょう。これは学習内容や単元の並びがすべて学校の教科書に対応した問題集です。
教科書準拠問題集を使うことで、知識のモレやヌケが確認でき、基本問題をおさらいできます。
代表的な教科書準拠問題腫は2種類。
教科書ぴったりトレーニングは問題数が多め。教科書ワークは、イラストや図が多く、視覚に訴えるわかりやすさが特徴です。
テストの総演習はスマイルゼミ
タブレット教材「スマイルゼミ」は、教科書の出版社とテスト範囲を入力すると、試験でよく出る問題を自動で出題する機能があります。
この機能は勉強の習熟度を確認できる優れもの。得点力を伸ばしたい方は下記から資料を取り寄せてみてください。
ゲーム感覚で楽しみながらテスト範囲の理解度を確認できます。机での勉強が苦手なお子様も比較的集中して取り組めます。
テスト前日の勉強時間
人間の脳は、起床3時間後くらいがもっとも能力を発揮できるといいます。
朝9時からテストの場合は、午前6時には起きましょう。睡眠不足でテストに臨むと眠気に襲われ実力が発揮できません。
小学生なら7~8時間の睡眠時間は確保したいですね。逆算すると、前日は午後10~11時には寝ることに。
帰宅時間を夕方4時とすると、10時まで6時間ありますが、食事や入浴、休憩も必要です。
したがって、テスト前日に小学生が実質的に勉強できる時間は4時間程度になります。
まとめ
小学生のテスト前日の勉強は、兄姉の過去のテスト問題と教科書準拠問題集を使うのが、もっとも効果的です。
漠然とテスト範囲を勉強しても、学習の焦点が絞れないので点数に直結しません。
過去の問題で何が、どう問われるのかを知って覚えるべきところを絞るのが、点数につながるテスト勉強のコツなのです。