テストが時間内に解き終わらない。
テストは時間との勝負です。
時間をかけることなく要領よく問題を処理する能力がテストでは問われます。
- 問題が解ける
- 制限時間内で解答する
この2つが両立できて、はじめて合格を勝ち取ることができます。
この記事では、いつもテストで時間切れになる人に向けて、時間内にテストを終えるコツをご紹介します。
テストの時間切れ対策7つ
実際の試験に近い環境で解く
問題を1問ずつ解くのと、まとまった量の問題を解くのでは、勝手が違います。
常に、本番に近い状態で問題を解く練習をすることが大切です。
そこで役に立つのが「模試」。
- 模試は本番の時間配分が身につきます
積極的に活用しましょう。
また、自宅で過去問を解くときも、規定の時間内で、1年分の問題を通しで解くことで時間配分の感覚を養えます。
時計で時間を計って問題を解く
時間配分の感覚を養うには
- 普段から時計で計って問題を解く
ことに尽きます。
本番で時間切れになる人は、家庭学習で時計を使っていないことが多いです。
問題集には、解答時間の目安が表示されています。その時間内で問題を解くよう普段から練習しておきましょう。
チープカシオで有名なこの腕時計は、文字盤が見やすく、軽くて丈夫なため受験会場での利用者が多いものです。
腕から外したとき、机に水平に置けるので転がらず、時間が見やすいです。試験会場では、音の出る時計は使用できません。受験用時計はコレ一択です。
テスト開始1分で時間配分を決める
問題が配られたら、いきなり解答をするのではなく、一通りザッと問題に目を通して、解答時間の配分を決めましょう。
時間配分のコツは
- 目安の解答時間の1割減を目指すこと
たとえば、45分の試験なら、1割程度の時間を残して40分で解答するように配分します。
最初に解答時間の計画を立てることで「解けるはずの問題が手つかず」という事態を避けることができます。
設問に先に目を通す
国語や英語の試験は、本文と設問の形式で出題されます。
こうした科目では、まず設問に目を通してから本文を読むと、どこに注意して文章を読めばいいかの指針が得られます。
逆に、先に本文を読んでしまうと、設問を読んで、あらためて本文を返り読みすることになります。
先に設問を読み「何が問われるか」を意識して本文を読むと読解しやすくなります。
計算や書き取りは即答する
公立高校の受験問題では、数学の簡単な計算問題、国語の漢字の読み書き、英語の慣用表現などが必ず出題されます。
これらは思考力を要する問題ではなく、知っていれば即座に答えられる問題です。
単純な知識を問う問題に時間をかけず、応用問題に時間を回すようにしましょう。
解けない問題で粘らない
1問に時間をかけすぎると、最後まで問題を解き終わらず時間切れになります。
問題が解ける、解けないに関わらず、最初に決めた時間配分に沿って、テンポ良く次の問題に移ることが大切です。
解けない問題、時間のかかりそうな問題は、勇気をもって「飛ばす」こと。また、解けずに飛ばした気分を引きずらないこと。
飛ばした問題は、一通り他の問題を解いてから、あらためて取り組みましょう。
問題用紙に思考の跡を書き込む
短時間で効率的に問題を解くには、できるだけ思考の負担を軽くすること。
問題用紙に積極的に書き込みをして思考の道筋を記録しましょう。自信をもって切れる選択肢を鉛筆で消してしまうだけでも正解を探しやすくなります。
また計算手順を丁寧に書いておくと、見直しの手間も省けます。
まとめ
テストを時間内に解き終えるポイントをまとめます。
- 実際の試験に近い環境で解く
- 時計で時間を計って問題を解く
- テスト開始1分で時間配分を決める
- 設問に先に目を通す
- 計算や書き取りは即答する
- 解けない問題で粘らない
- 問題用紙に思考の跡を書き込む
冒頭でも書きましたが受験では、問題が解けるだけでなく、正確に要領よく問題を処理する能力も測られます。
以上、「最悪!テストが時間内に終わらない - 時間切れ対策・7つ」でした。