キャプションという言葉を聞いたことがありますか。雑誌などがあれば、写真の入ったページを見て欲しいのですが、だいたい写真の近くに小さな文字で、説明が書かれていると思います。この写真説明文を「キャプション」といいます。
キャプションは読まれる
小さな文字で書かれていますが、目を引きます。広告の中でも、キャッチコピーや写真に次いで読まれる要素です。新聞でも写真の下には、必ずキャプションが添えられます。
人間は、冒頭から最後まで一字一句逃さず読むより、部分部分を拾い読みして、内容をおおまかに把握することが多いです。キャプションは、こうした拾い読みで優先して読まれる要素なのです。
キャプションの効果的な書き方
写真の説明文の役割をするのが、キャプションですが、何を書くと効果的でしょう?
新聞では、写真の説明文に徹しますが、広告やWebページ等で使う写真のキャプションは、自由に書いて良いことになっています。作例を見てみましょう。
写真ではわからない情報を伝える
同じ写真ですが、左右でキャプションが異なります。左は写真を見たままのこと、右は写真を見ただけではわからない、ブランド牛を使っているという「補足説明」になっています。目を引く場所ですから、読み手が「欲しくなる」情報を載せましょう。
写真左は、単に肉厚と表現していますが、「なんと350gのボリューム!」と具体的な数字で伝えれば、説得力が増します。写真+αの情報を伝えているか、を意識してください。
まとめ
写真には、キャプション(補足説明)を必ず添えましょう。写真を見て、わかることを繰り返し書く必要はありません。写真では、伝えられない情報を簡潔に伝えることで、読み手の購買欲求を一層高められます。