結果がすべてではありませんが、結果が出ないとはじめたことも挫折しがち。 成果を上げるには、そこをグッと耐えて、焦らず最後まで諦めずに継続して学ぶことが大切です。
この記事では、新知識やスキルの学び方と途中で挫折しない方法について紹介します。
挫折しやすい人の特徴
- 完璧主義
- すぐに勉強の成果を期待する
- レベルの合わない参考書に取り組む
完璧主義の人は、学習内容の細かな部分にこだわるために全体の学習が遅れる傾向があります。
1回ですべてを理解しようとせず、参考書や問題集を何度も繰り返して理解を深める意識で取り組みましょう。
勉強の成果があらわれるには一定の時間がかかります。夏まで合格圏にまったく届かなかった現役受験生が秋以降グッと成績を伸ばすのはそのためです。
すぐに勉強の成果が現れなくとも、当面は基礎固めの期間と割り切り継続学習に励みましょう。
大切なのは段階的に学ぶこと
専門分野を挫折しないで学ぶコツは段階を踏むことです。 それには親しみやすい入門書から入りましょう。 最近は、マンガで学べる本もあります。背伸びしないで自分が十分に理解できるレベルを選んでください。
効率的に学ぶ順序
順序 | 身につけること |
---|---|
入門 | マンガや新書のやさしい本で用語や雰囲気を知る |
概観 | 専門書をとにかく一読して全体像をつかむ |
基礎 | 一冊の専門書を再読、読み込んで知識を固める |
応用 | 具体的な話題の本、問題集で実践につなげる |
段階を踏めば挫折しない
いきなり厚い参考書から入るのは、挫折する原因のひとつ。 まずは、マンガや新書などの薄くてやさしいものから読んでみましょう。 できるだけ学びのステップをこまかく刻んで、徐々にステップアップするのが、 結果的に早くゴールにたどり着けます。
まずは専門用語に慣れる
最初は、マンガや新書で、その分野の雰囲気や専門用語に慣れることが大切。 専門用語を頭に入れておけば、この後の学びが一気にラクになります。
基本書を通読し全体像を把握する
次に、信頼できる著者、出版社の基本書に進みます。 目次や前書き・後書きで全体像を何となくつかんだら、 とにかく最後まで通読することを目指しましょう。
通読のコツは読み飛ばすこと
通読するときは、わからない部分があっても構いません。読み飛ばして、どんどん前に進みます。 このとき蛍光ペンなどは使わない方がよいでしょう。 最初は、わからないことが多いので、マーカーだらけになってしまいます。
この段階では、何となくわかる分野と、苦手分野になりそうなところの当たりをつけられたら十分です。
基本書を読み込み関連事項を追記する
通読したら読み込み。下手に手を広げないで「この一冊を極める」つもりで取り組みます。 調べた関連事項なども、決めた一冊に付箋で貼っていきます。
問題集や現場で知識の実践力を養う
最後の仕上げは実践力を養うこと。 身につけた知識が実際に使えかどうか実際にやってみて確認します。 勉強であれば問題集に数多くあたることが有効です。
また、ブログなどのスキルは、ある程度の知識を得たら実際にやってみて、 現実の反応をフィードバックして不足部分や弱点を補強することになります。
まとめ
専門分野や新しいことを学ぶときのポイントをまとめておきます。
- 挫折しないコツ
- 完璧主義をやめる
- 段階的に学び成果を急がない
- 最初は薄くてやさしい入門書から
- 段階的に学ぶコツ
- マンガや新書で用語に慣れる
- 基本書を通読する
- 繰り返し読み関連事項を記入する
- 実地や問題集で実践力を養う
とにかく何かを身につけるには、継続することが肝心です。成長速度には個人差があっても、正しい方法で 学び続ければ必ず成果に近づきます。じっくり腰をすえて、段階的に取り組みましょう。