こんにちは。
私はずっと、美人だった。
なんて、自分で言うと恥ずかしいけれど、これは事実です。
子どもの頃からチヤホヤされてきて、困ることなんてほとんどなかった。 勉強ができなくても、誰かが助けてくれたし、笑ってごまかせた。
おしゃれして、放課後にカフェでおしゃべりして、 図書館に通って真面目にノートを取っていたクラスメイトを、 どこかでバカにしてた。
「どうせあの子たち、大学行ってもモテないのに」って。
…でも、 今、私は心の底から、あの子たちみたいになりたかったと思ってる。
あの頃、私が見下していた「努力」は、今の私にとって“憧れ”だ
私は勉強ができない。 だから、子どもの勉強を見てあげることもできない。 わからない問題に答えられず、苦しむ顔を前に、なぜか私が泣きそうになる。
「ママってバカなの？」って聞かれたら、 そのとき私は、笑っていられるだろうか。 ——たぶん、無理だと思う。
自分が避けて通った道に、 今になってどうしようもない悔しさと、 あの頃感じたことのない羨望を抱いてる。
子どもに学歴をつけたい——それは、この私を肯定する唯一の方法
私は、学歴がない。 それでも、運よく金持ちの起業家と結婚して、何不自由ない生活をしている。 だけど、ふとしたときに、自分の“空っぽさ”に押し潰されそうになる。
夫の知り合いの奥様たちは、 東大、京大、慶應、ICU…聞き慣れない偏差値が飛び交う中、 私はにこにこ笑ってワインを口にするしかない。 内心は「うちの子、あの奥様の子と比べられたらどうしよう」と、 ずっと怯えている。
だから私は、せめてこの子だけは、ちゃんとした中学に入れたい。
そのためなら、何だってする。 勉強を知らない私でも、使える方法があるなら全部やる。 動画でも、アプリでも、家庭教師でも——この子を“合格”させるために。
動画学習は、私みたいな“知識のない母親”に与えられた、最後の武器だった
ある日、知り合いのママ友に教えてもらった動画学習スタディサプリ。 「うちはこの動画で理科の成績がグンと上がったのよ」って。
最初は半信半疑だった。 でも、一緒に画面をのぞいてみて思った。 私でもわかる。私でも一緒に学べる。
プロの先生が、ていねいに、まるで子どもに語りかけるように教えてくれる。 理解が浅い私でも、「なるほど！」と思える説明。 それを見て、子どもが「ママ、これおもしろいね」って言ってくれた瞬間—— ほんの少しだけ「私も役に立てた」って、思えた。
この合格は、私のリベンジであり、救済だった
子どもが合格したとき、 「よかった、これであの子は私みたいにはならない」 という安堵と同時に、 心の奥で、私自身が救われた気がした。
——私が諦めた未来を、この子が掴んでくれた。 その手助けを、私ができた。 たとえ自分には学歴がなくても、 子どもを導いたという「結果」が、 私の存在を肯定してくれた。
あなたが間違っていた過去は、今からでも取り戻せる
私は、真面目に勉強していた子たちを見下してた。 でも今、私はその子たちのように、 「何かを真剣に学ぶこと」に、ものすごく憧れている。
だから、あなたに伝えたい。 もし過去に後悔があるなら、 それを乗り越えるチャンスは、今この瞬間にもある。
子どもの学びは、母親の心も再生させてくれる。 そして、スタディサプリは、 そのきっかけをくれる“再スタートの入口”になる。
学歴がなくても、自信がなくても、 母として、人生をもう一度やり直せる場所がある。 それが「今」であり「この子の未来」なのだと、私は思っています。
