新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

小学生の日記の書き方 - ネタの探し方と続けるコツ

小学生のにっきの書き方

学校生活では、日記を書く宿題がよく出されます。たとえば―

絵日記、学級日記、生活日記、当番日記、読書日記、栽培日記、観察日記、飼育日記、旅行日記、交換日記などです。

それぞれの日記の目的に合わせて内容を書き分ける必要がありますが、この記事では日記全般に共通するポイントについてご紹介します。

 

日記の書き方・3原則

どんな日記でも共通して大事なことが3つあります。それは

  1. 事実をありのままに書く
  2. その日のうちに書く
  3. 毎日書き続けること

1日に書くのは数行でも、毎日記録すると変化や規則性に気づくことがあります。

また人間の記憶は曖昧です。時が経つと、記憶が歪んでしまうこともあります。事実を記録した日記は、記憶を補正する働きがあります。

日記には、必ず日付と題名を書きましょう。

 

日記ネタの探し方

日記ネタの土台になるのは、その日の体験です。具体的には

  • したこと
  • 見たこと
  • 聞いたこと
  • 感じたこと
  • 思ったこと

これらがすべて日記ネタになります。

テレビや新聞、友達や学校の先生から聞いた話題、あるいは自分の目で直に見て、感じた体験を事細かに文章にしていきましょう。

 

日記ネタがないときの対策

 

毎日の日記。ときにはネタ切れで困ってしまうときも。ここでは、ネタを探すとっておきの切り口を2つ紹介します。

 

 

新聞から日記のネタを探す

新聞にはいろいろな記事が載っています。その内容を引用して、自分の体験や感想を書くのも日記のネタになります。

特に地方版は、その地域の身近なニュースが掲載されているので、参考になります。

 

きょうは何の日からネタを探す

毎日、何の日か調べて、それをネタに日記をつけてみましょう。

たとえば4月29日は、1989年から2006年まではみどりの日で、2007年に昭和の日に。みどりの日は5月4日に移動しました。

こうした話題から昭和について聞いたことを日記を書いてみても面白いです。

今日は何の日~毎日が記念日~ 

日記の書き方は5W1H1R

日記の文章は、事実を中心に書きます。新聞の文章に似ています。具体的には5W1H1Rで書くといいでしょう。

5W1H1Rは下の表の英語の頭文字を取ったものです。

When いつ
Where どこで
Who 誰が
What 何を
Why どういうわけで
How どうしたか
Result どうなったか

いつ、どこで、だれが、何を、どういうわけで、どうしたか、そして、どうなったか。

これは、事実を中心に書く「できごと作文」の重要な要素です。要素を埋めるだけで文章が書ける便利な技です。

5W1H1Rについては下記の記事も参考にしてください。

 新聞記事の文章表現の特徴【5W1H】

日記のネタ切れを防ぐテーマ決め

「~しました」だけの日記から抜け出すには、日記のテーマを決めて書くのがコツ

テーマを決めることで日記の視点が定まりネタが探しやすくなりますし、読んで面白い日記になります。

ここでは5種類のテーマを紹介します。

メモ日記 朝起きてから寝るまでの一日のできごとを、メモするように書き続けます。細かなことも漏らさず書くのがポイントです。
ことだけ日記 笑ったことだけを書く「ゲラゲラ日記」、悲しいことだけを書く「シクシク日記」など、ひとつの感情に絞って書いてみましょう。
お食事日記 その日のごはんのことを書く。毎日書くと、ごはんの規則性が見つかったりします。「おやつ日記」も楽しいです。
出会い日記 その日に出会った人のことを書く。話したことやあなたが思ったことを記録しよう。
バカヤロー日記 ことだけ日記の中でも「バカヤロー」と思うことに絞って日記を書いてみよう。

このほかにも、あなただけのオリジナル日記の書き方を考えてみよう。

 

日記を続ける3つのコツ

日記を続けるには3つのコツがあります。

  • できごとをすべて書かない
  • 起承転結で書かない
  • 親や友達といっしょに取り組む

 

できごとをすべて書かない

時系列で1日のできごとをすべて書こうとすると日記は単なる記録作業になります。これでは書き手も読み手も楽しくありません。

1日のうちで印象に残ったできごと、3つ程度に絞ると伝えたいことが明確になります。

 

起承転結で書かない

日記を書くときは、起承転結を意識しないで、印象に残った順に書きましょう。

起承転結の文章の組み立ては、小学生には難しく、これを意識すると文章を書く手が止まってしまいます。

先述の5W1H1Rを使って、できごとを正確に伝えることからはじめましょう。

 

親や友達といっしょに取り組む

日記は他人に見せないで一人で書くもの、と思い込んでいませんか?

日記に慣れるまでは、親子で1日のできごとについて話し合って書いたり、友達と交換日記をしたりすると続けやすいです。

他の人の言葉がきっかけになって、自分の書く内容がまとまることもあります。

 

まとめ

以上、小学生の日記の書き方についてご説明しました。

日記を続けるコツは肩肘張らずに、1日のうちで印象に残ったことを5W1H1Rで書くことです。続けることで気づきや発見もあります。

書き上げた日記は、自分の振り返りにも積極的に活用してくださいね。