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新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

何曜日が狙い目? 新聞折り込みチラシの傾向と対策

広告・販促の方法

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チラシの反応率は、業種にもよりますが、平均で約0.3%といわれます。1000枚折り込みをして3件の反応があれば上出来の世界。俗に「千三つ(センミツ)」と呼ばれるものです。業種によっては1万枚で反応率が1件にも満たないケースも。

シビアな確率ですが、ちょっとした工夫で反応率は上がります。ここでは新聞折り込みチラシの曜日別傾向を確認してみましょう。

チラシの多い土曜・少ない月曜

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グラフを見てわかるように、新聞折込チラシがもっとも多く入るのは、土曜日、次いで金曜日です。いずれも週末商戦に対策したものといえます。反対にチラシがもっとも少ないのが月曜日です。

チラシを打つのは「多い日、少ない日のどちらが良いか」という質問を受けます。折り込み日の選定には、同業・競合の折込日を参考にする必要があります。セオリーは、チラシの多い日に打ちますが、最近は、通販業者などチラシの少ない週の前半(月ー水)に打つ動きも見られます。

チラシの曜日別傾向

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月│新聞折込が最も少ない

折込チラシが最も少ない日。新聞休刊日(月1回)の地区も。学習塾、カルチャーセンターのチラシが多く見られ、週の前半は、通販のチラシの折込も増えています。チラシが少ない日を狙うならこの日。デザインも斬新なものに。

火│主婦のチラシ注目度が高まる

主婦向けのスーパーのチラシが多い曜日です。火曜特売などのイベント日でもあります。主婦もそれをわかっていて火曜日にチラシをよく見る人が多いようです。ドラッグストア・エステなど主婦向けの商品訴求が狙い目。

水│塾・家具関連のチラシが多い

学習塾や家具・インテリア関係、ホームセンター、ディスカウントショップ、衣料洋品、ドラッグストアなどのチラシが目立つ日。積極的に販促を行う業者は、水曜と週末に分けてチラシを打つケースも見られます。

木│不動産関連のチラシが目立つ

折込チラシはそれほど多くない日。週末のイベントやセールの告知を早めに行う場合は、木曜がおすすめ。業種は、リフォーム、土地・マンション販売の不動産関連のチラシが目につきます。週末の需要を先取りして、ベビー子供用品、酒類などのチラシが入ります。

金│イベント・セールの告知が多い

週休二日が一般的になり、土・日にイベントを開催するケースが増えました。土曜の朝一番の催しは、前日の金曜に折り込むのも手。住宅関連、百貨店、家電量販店、自動車販売、ショッピングモールなど多種多様なチラシが折り込まれます。週末に向け、理美容関係、外食関連のチラシも。

│一週間でもっともチラシの多い

休日に家族が揃って商談するような大型商品のチラシが目につきます。自動車、住宅関連、家電、墓石、外食、スマホ(携帯)、紳士服、娯楽関連のチラシも見られます。消費者が購買行動を起こしやすい、一週間の中でもっともチラシの多い日。競合も増えますが、それだけ効果が期待できるともいえます。

│家族で相談して決める商品が多い

求人チラシが多いのが日曜。実際の問い合わせは月曜。家族と相談して決めるようなものが日曜に折り込まれます。具体的には、旅行、結婚式場、銀行・証券関連など。大型・高額商品が中心になります。

チラシの保管状況

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効果は当日が高く一週間もたない

宅配された新聞折り込みチラシを何日保管するか。新聞折込広告調査REPORT2012によれば、古紙回収までに新聞折込広告をとっておく人は48.8%、平均保管期間は6.7日。

保管期間は3日と7日に山場があります。また、チラシを配布当日しか見ないのが51.2%。折り込みをとっておく48.8%も、一週間後には84.2%が見返さなくなります。折り込みチラシは、配布当日がもっとも効果を発揮し、一週間でほぼ効果を失うのです。

まとめ

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チラシの反応率は0.3%以下。業種によっては、0.01%以下の場合も。新聞折込チラシの配布枚数は、土曜日がもっとも多く、次いで金曜日となります。逆にもっとも少ないのが、月曜日です。

折り込みチラシが多い週末に打つのがセオリーですが、業種特性と同業他社の動向も見て、実施日を決めましょう。必ずしも、チラシが多い日が最良とはいえません。通販業者は、チラシの少ない週前半で成果を上げています。

また、曜日だけで折り込み日を決めるのは高リスク。チラシを見てもらえるのは、配布当日をピークに3日程度。一週間後には、ほとんど効果を失います。イベント・セールの来場告知は、催行日当日の折り込みが無難です。

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