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学習塾の選び方 - 公立高校受験トップ校を目指す

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「中学生の学習塾選び方は?」
「入塾の時期はいつがいい?」

この記事では、地元の公立中学から上位公立高校へ進学を目指す小中学生の親御さんに

  • 大手学習塾
  • 地元中小学習塾
  • 超個人塾(家塾・隠れ塾)

それぞれの特徴と入塾のタイミングを解説し学習塾の選びのヒントを提示します。

大手学習塾はシステムが充実

学習塾というと、大手塾を想像される方が多いようです。テレビCMを数多く打っていて地方でも有名な塾が連想されると思います。

大手塾に行くと有名講師がわが子のやる気に火をつけて能力を引き出してくれるのだろうな、と期待させられます。

大手塾の特徴は

  • 独自のカリキュラム授業
  • 自由に使える自習室
  • 衛星放送を使ったサテライト授業

こうした包括的なシステム、つまりスケールメリットがウリです。

全国規模で広エリアに対応しているので中学受験をする子、地方から都市部の有名私立高校を目指す子には多大なメリットがあります。

しかし地元の公立高校受験を目指す場合、全国レベルの順位を知ったところで役にたちません。せいぜい自信をつけられる程度です。

地元の公立高校受験を志望するなら、地域密着型の学習塾がおすすめです。

公立高校受験は中小塾がおすすめ

どの地域にもそこで長く経営している学習塾があります。中小規模のものもあれば個人塾もあります。

地元密着の学習塾は、地元の学校や先生別に、長年のデータバンクがあります。

これは定期テストで有利に働きます。

 

担任は? 佐藤先生か。
じゃあ、毎年この辺の問題が期末に出るよ!

 

このように公立中学の教師の傾向を元に対策してくれるケースが少なくありません。

実際、定期テストの問題を地元密着の塾は常に収集しています。通っている中学に特化した指導が受けられるのです。

また、地元の中小塾では、公立高校の入試問題も分析しています。

  • 伝統的に出題されやすい問題
  • 近年頻出する出題形式

こうしたデータのフィードバックが魅力です。

地域の「できる子のほとんどが通っている」という中小塾があるのなら、当然そこへ行かないと話になりません。

親としては、そうした塾の情報をいち早く仕入れる必要があります。

「家塾」「隠れ塾」とは?

中小塾や個人塾よりさらに小さな超個人塾もあります。主婦が自宅でひっそりと教えているような場所です。

看板を出しているわけではないので、知る人ぞ知る穴場的な存在の塾といえます。

家塾、主婦塾、隠れ塾などと呼ばれるこのような小さな塾も、使い方を間違わなければ公立高校受験の強い味方になります。

家塾が生まれる背景

初めは近所の人に頼まれて知り合いの子を教えています。たまたま教員免許を持っていたとか、元塾講師だとか、もともと優秀だと地元で評判だったとか、理由は様々です。

教えているうちに子供たちが、どんどん地元の上位公立高校へ合格していくので、口コミで広まっていくのです。

一人で見られる生徒数には限りがありますが、本業の感覚がないので受講料が安い。近所だから送り迎えも不要です。

超個人塾のデメリット

超個人塾にもデメリットがあります。

  • 模試に参加できない
  • 全科目に対応していない
  • 受験直前まで面倒をみてくれない

模試は「受けたい人は自分で他塾に申し込んでね」というスタンスです。

科目に関しては、英語のみ、理数のみなど、数教科に限定されます。苦手教科を補強するには有効ですが、他科目をどうするかを前もって考えておきましょう

超個人塾は、公立高校の入試分析までこなす地域密着型の中小塾に比べると受験に直結した指導ではハンデがあります。

そのため3年生になる時点で、他塾への転塾を切り出されるケースも耳にします。

逆にいえば、3年で中小塾に入れるまでの期間限定と割り切って超個人塾を利用するのは、良い方法です。

学習塾に入るタイミングは?

塾選びの次によくある悩みが「いつから学習塾に通わせればいいのか」という時期に関するものです。

最適なのは、小6が終わった春休みに行われるプレ中1の春期講座から。英語と数学の先取り授業が中心です。

この時期に入塾すれば、中学の勉強に遅れることはありません。余裕を持って授業に臨めるので精神的にも充実した中学生活が送れます。

そのタイミングを逃した場合は、中1の夏休み前がおすすめです。

1学期の定期テストでさんざんだった、英語でつまずいたという子は、この時点でケアを始めた方がいいでしょう。

中3の秋以降の入塾は手遅れ

学習塾に入る時期のデッドラインは、中学3年生の夏です。これが最後のチャンス。

中小の学習塾の場合、人気塾でない限り門を叩けばいつでも入塾させてくれます。しかし、それでも中3の秋以降はお断りと期限を設けるところも少なくありません。

塾は大手、中小を問わず、上位校へどれだけの生徒を送り込めたかが実績の命です。

 

あそこの学習塾に入れたけど、志望校には受からなかったわ…

 

学習塾にとってはこのような評判が広まるのがいちばん困ります。

弱点だらけのまま中3の夏を終えてしまった子の成績を入試本番までに盤石にするのは並みの講師では難しいのです。

学習塾の選び方:まとめ

以上、大手学習塾、地域密着の中小学習塾、超個人塾の選び方を説明しました。

どのような塾を選ぶかは、子供の性格的なものや、通える距離などの物理的な条件によっても変わってきますが

  • 評判のいい地元の中小学習塾
  • 中1入学直前の春休みに入塾

公立中学から上位公立高校を受験する場合は、上記の組み合わせを推奨します。参考にしてくださいね。

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