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テスト結果の見方│点数だけ見ていませんか?

テストの正しい見方

定期テストが返ってきたら点数だけに一喜一憂しないで、どこがどのようにできていないのか、分析しましょう。

成績向上には、問題と解答用紙をしっかりと見比べて弱点を明確にすることが大切。

ただ点数を見るだけでは、本当の理解度は把握できません。この記事では、テストの結果の正しい見方について解説します。

テスト結果の見方:弱点分析

たとえば、同じ60点でも空欄ばかりの子と書いているけれど答えが間違っている子では大きな違いがあります。

前者は明らかに学力不足が原因なのですが、後者は伸びる余地を大いに秘めています。

スペルの単純な書き間違いなのか、キーワードの記憶違いなのか、解答欄を見れば明らかですから、弱点を発見できる好機となります。

60点の答案が返ってきたら
答案から弱点を分析
空欄だらけ 間違いが多い
スペルや漢字のミス 記憶違い
後半が空欄 ところどころが空欄

テストが返ってきたら、単に点数を見るだけでなく、何を間違えたのか、どのように間違えたのか答案用紙から原因を分析しましょう。

時間配分で失敗していないか

次に、テストの前半は解答欄が埋まっているけれど後半が真っ白ということがあります。

これは単純に時間が足りなかったのです。

日頃の勉強で時間配分の意識を持たせるだけで効果ができます。

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もう1つ考えられるのは、得意分野にはまった部分とそうでない部分があることです。

この場合、苦手意識からその単元の勉強そのものを放棄してしまっている可能性もあるので、そのあたりもチェックしましょう。

答案用紙は学力のカルテ

親が、真剣に目を通さないのは本当にもったいないです。苦手単元の克服は、すべてこの答案用紙のチェックから始まります。

子供の弱点を見つけ出し、補強すれば学力はどんどん伸びていきます。

答案用紙は、問題用紙と一緒に見ないと意味がありません。

問題を見ると、一問一答形式はできるけれど、応用問題には歯がたたないといった理解のレベルまではっきりと読み取ることができます。

点数よりも偏差値で評価

正規分布曲線

単に点数だけを見ていると、相対的な学力の習熟度がわかりません。

同じ60点でも難問が多く平均的が低い場合もありますし、逆に易問が多く平均点が高い場合もあります。

教科ごとに学年でどの順位にいるかを個票で確認する必要があります。個票には偏差値も記載されていますので参考にしましょう。

偏差値とは、平均値と等しければ50、それより標準偏差の値だけ大きければ60というように変化する値をいいます。

偏差値 全体に占める割合
75 上位0.6%
70 上位2.3%
65 上位6.7%
60 上位15.9%
55 上位30.9%
50 上位50%/下位50% 中央値
45 下位30.9%
40 下位15.9%
35 下位6.7%

上表は偏差値と上位、下位の割合を示しています。志望校の偏差値に照らし、学内でどの順位にいる必要があるのか把握しておきましょう。

たとえば、志望校の偏差値が65で、学年の人数が300名の場合、学年順位で20番以内(300名×6.7%)にいる必要があります。

問題用紙の跡をチェック

また、国語や英語の問題に線が引いてあったり、関係代名詞の「what」や接続語が四角で囲んであるなど、問題用紙に残っている書き込みは、子供の試行錯誤の痕跡です。

たとえ正解に至らなかったとしても、その努力を褒めてあげてください。

数学は、問題用紙に計算の過程が残っていることがあります。その記録を見れば、どこで間違ったかが一目瞭然です。

このように問題用紙にも答案用紙と同じようにカルテの役割があります。こうした書き込みこそ、点数よりも大事な生の情報なのです。

得意科目より苦手科目の対策を

子供に得意科目がある場合は、それで苦手科目をカバーする発想もありです。

しかし、最初から「得意科目で点数を稼ごう」と決めて、苦手を回避しようとするのはお勧めできません。

公立高校の入試問題は比較的易しいです。
ですから深く勉強しても点数が伸びるわけではないのです。

英語で90点を取るよりも100点のほうがいいですが、完璧を目指す必要はありません。

得意科目を完璧に、と意気込むより5科目を広く浅く理解して総合点を稼ぐことが大切。

点数の高い得意科目の対策をするより60点を70点にする方がずっと簡単です。

テストの結果を基に、次の対策を練る場合、苦手科目や苦手単元に手をつける方が勉強の効率は高いのです。

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