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作文が苦手でもうまいと言われる!表現力を上げる5つの方法

作文の表現力を上げる5つの方法

ありきたりの作文しか書けない。
そんな人に向けて、覚えておくと便利な作文の表現力を上げる方法を5つ紹介します。

この表現テクを使うと幼稚な作文の印象が、小説みたいにかっこよくなります。

ふつうに作文を書いてから、見直すときに、この記事であげた表現が使えないか検討することからはじめましょう。

作文の表現力を上げる5つの方法

1.比喩(たとえ)を使う

表現の気風でもっとも効果的なのが比喩ひゆ

比喩とは、そのことや様子を表すときにほかのものに「たとえる」伝え方です。

比喩表現の使いところ
大きさ・量をたとえる山のような宿題
形・質をたとえるわたのような雪
気持ちをたとえる飛ぶようにして帰った
様子をたとえるアリのように働く

比喩には直喩ちょくゆ隠喩いんゆがあります。

直喩は「(まるで)…のように」と表現できます。たとえば、「彼の足取りは鉛のように重かった」は直喩です。

隠喩は暗喩ともいいます。 たとえの形式をはっきり示さずにたとえる方法です。たとえば「歩き疲れて足が棒になった」は隠喩です。

どちらも目に情景が映るように表現できます。使いやすい方をマスターして作文に使ってみましょう。

比喩は、大げさに使うと効果的です。

 

2.感情をいきいきと伝える

感情を伝える言葉に注目して表現を工夫しましょう。

たとえば、「うれしそうに歩いた」という文章では、読む人に、どのようにうれしそうだったのかを十分に伝えられません。

  • にやにやしながら歩いた
  • スキップするように歩いた

こう書くと情景が目に見えるようです。

もう1つ例をあげると「悲しそうに歩いた」という文章も表現が工夫できます。

  • うつむいてとぼとぼと歩いた
  • 肩を落して歩いた
  • 泣き出しそうな顔で歩いた

このように動作を詳しく書くと「悲しい」という感情を表す言葉を使っていないのに、悲しさを鮮明に伝えることができます。

 

3.倒置法を使う

倒置法というのは、前と後ろをひっくり返す表現方法です。

通常表現 倒置法
あいつは鬼です。 鬼です、あいつは

ふだん友達と話をするとき自然に倒置法は使っているものです。

ですから倒置法は、作文の「」(カギカッコ)を使った会話文で一番強調したいところで使うと効果的です。

会話でないところでは使いすぎないように気をつけてください。

作文の中で1回ぐらいにしておきましょう。

 

4.短い文をいくつも続ける

書き手のワクワクするような気持の高ぶりを表現するときには、短い文を連続で続ける方法が使えます。

バスに乗ってしばらくして、家の向こうに海が見えたときには、私はワクワクしてきました。

上の例文を短い文で書き換えてみましょう。

書き換え例バスに乗る。家が見えた。町を抜ける。目の前に、海が広がった。

よく同じ言い切りの形が続くと良くないといわれます。そこで書き換え例では、現在形と過去形を交互に使い変化をつけています。

短い文を意図的に続けることで、緊迫感やスピード感を出すことができます。

 

5.自然描写で深い心情を表す

テレビや映画では、主人公が悲しい思いをしていると、画面にいかにも物悲しい自然の風景を映します。

主人公の気持ちを画面に映る自然の風景で表すテクニックです。2つ例を示します。

東京に発つ朝。彼女が見送りに来てくれた。次に会うのはいつになるだろう。 車窓から見える山はもう紅葉しかけていた。

 

祖母が病院で亡くなったという知らせが電話であった。私は病院に行く準備をしながら、ふと、祖母と日なたぼっこをしながら、よく話をした庭に目をやる。 庭には、黄色い花をつけた小さな雑草が日光に輝いていた。


正確な言葉で書き表すよりも、自然を描写することで、言葉にできない微妙な気持ちを伝えられるのです。

 

まとめ

いかがでしたか。
作文の表現力を上げる5つの方法。

作文を書き上げてから、推敲すいこうするとき、ここに紹介したテクニックが使えないか、検討してください。

ここぞという部分で使うと「うまい!」と言われますよ。


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