新聞と広告の向こう側

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「思いました」「すごい」の言い換え - 作文・感想文・レポートの語尾に使える表現

感想文の言い換え

作文・感想文の苦手な子は、「おもしろかった」「~と思いました」を連発します。 本来は、どこがおもしろかったのか、なぜおもしろかったのか、を詳しく書くことが大切。

しかし、文章の表現力が乏しいうちは、なかなかよい言い換えができないのも現実です。

この記事では、単純な感情表現を言い換えて文章を豊かにする表現を紹介します。ちょっとした小技ですが、知っていると便利です。

  • 思いました わかった
  • 感じました
  • すごい すごく
  • おもしろい
  • 悲しい
  • びっくりした

今回は、これら6種類のありがちな感情表現の便利な言い換えを一挙にご紹介します!

「思いました」の言い換え

  • と考えました。
  • と気がつきました。
  • という気分になりました。
  • と強く感じました。
  • ということではないでしょうか。
  • ということが頭をよぎりました。
  • と学びました。
  • について深く知ることができました。

僕はいつも「思いました」ばかりの感想文になってしまうけれど、これなら同じ言葉を使わないで済みそう。

 

「感じました」の言い換え

感じましたを言い換えるポイントは、感じたことで「どこがどのように変化したか」を具体的な言葉で表すことです。

たとえば、試合で逆転勝利。「すごくうれしいと感じました」を言い換える場合

  • 涙が出た
  • 感情がたかぶった

このような変化が生じたとします。それを「感じました」の代わりに書きます。

言い換え例:試合で逆転勝利!「感極まって涙があふれました」のようにします。

このように具体的な変化に言い換えるのが王道ですが、下記に単純な「感じました」の言い換え例をあげておきます。

感じましたの言いかえ
覚えました 認めました 自覚しました
いだきました 催しました 察しました
見受けました 嗅ぎ取りました 看取しました
察知しました 知覚しました 認知しました
意識しました 直感しました うかがい知りました
認識を持ちました 経験しました 印象に残りました

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「すごい」の言い換え表現

すごいは「素晴らしい」あるいは「驚き」を伝える表現。これは続く形容詞を強調する役割があります。

たとえば、「すごく大きい」という表現は「巨大な」と別の言葉で言い換えることができます。

 形容詞を書き換た例

書き換え前書き換え後
すごく成長した著しい(目覚ましい)成長を遂げた
すごい出来栄え素晴らしい(見事な)出来栄え
被害がすごい甚だしい被害
すごい経歴輝かしい経歴
すごい暴風猛烈な暴風
ものすごい夢途方もない夢
すごい怒り激しい怒り

すごいという表現は、より適切に言い換えができます。類義語を調べてみましょう。

 具体的な数字で書き換える方法

例:すごい大雨が降った1時間に100ミリの猛烈な雨が降った

具体的な数字は文章にリアリティと客観性をもたらします。

 「すごいと思いました」の言い換え

これには目上の人にも使える丁寧な言い換えがあります。

感銘を受けました

感動し忘れないよう心に刻み込む様子を表す言葉です。

「おもしろい」を言い換えた表現

  • ゆかいでした。
  • おなかをかかえて、笑いました。
  • 思わず、にやりとしてしまいました。
  • ワクワク胸が高鳴りました。
  • もう一度、読み返したくなりました。
  • 気づいたら「すごい!」と声に出ていました。
  • だれかに本のことを教えたくなりました。
  • 読んだ後、こうふんがおさまりませんでした。
  • 夢中になって一気に読んでしまいました。

感想文でよく目にするのが「すごく面白かったです」という表現。この場合は、すごくは削ってしまって、具体的にどこがどう面白かったのか、自分はどのように反応してしまったのかをていねいに書きましょう。

自分の体の感覚や思わずしてしまった行動を言葉にして伝えると文章がいきいきするね。

「悲しい」を言い換えた表現

  • とちゅうで読むのがつらくなりました。
  • 心の中でお祈りしました。
  • せつなくなりました。
  • 胸がしめつけられました。
  • 本を持つ手がふるえました。
  • 涙が止まりませんでした。
  • 心がどんより重くなりました。
  • 思い出すと今も泣けてきます。

少しおおげさに表現した方が、気持ちが伝わる気がするわ。どんな言葉に言い換えるかで「悲しみ」の程度が変わるよ。


「びっくりした」を言い換えた表現

  • どきどきはらはらしました。
  • 手に汗にぎるてん開でした。
  • 動ようして本を落としてしまいました。
  • 息を飲みました。
  • 「まさか!」と思わず声が出ました。
  • ぼうぜんとしました。
  • 心ぞうが止まるかと思いました。
  • おどろいてページをめくることができませんでした。

 

レポートで「すごい/驚いた」「面白い」を言い換える

追記: レポートで「すごい」「驚いた」「面白い」という感情表現を言い換えるにはどうしたらよいでしょうか、という質問がありましたので追記します。

まず原則として、レポートは報告書です。感想文ではありません。感想文であれば自分の思ったこと、感じたことを自由に書けば良いのですが、レポートは知識や理解度を評価するものです。

したがって、レポートでは感情を表す「すごい」「驚いた」「面白い」など主観的な言葉を割愛します。

そのうえで

  • 客観的事実
  • そこから導かれる論理的な推論

で文章を展開します。問いを立て事実という客観的な証拠をもとに論を進める小論文に近いものです。詳しくは下記の記事で紹介しています。

小論文の書き方│中学生が書きやすいテーマ・例文付き - 新聞と広告の向こう側

こうした原則を踏まえたうえで、主観的表現である「すごい」「驚いた」「面白い」をレポートで言い換えるにはどうしたら良いか。案を下表に挙げておきます。

元の表現言い換え表現
すごい/驚いた想定外の
異例の
面白い感銘を受けた
興味深い

主観的な言葉ですが、第三者視点での客観的な表現に言い換えています。

 

まとめ

以上、読書感想文の感情表現の言い換えを紹介しました。言い換えを知っておくと文章がワンパターンにならずに とても便利です。

読書感想文の完成度を上げる小技として活用してくださいね。

このブログでは、ほかにも読書感想文の最後の部分の「まとめ方」の記事も投稿しています。センスがいいと言われる感想文の締め方を4つ紹介しています。

読書感想文の最後の終わり方「締め方」まとめ方のコツ

この記事の言い換えと表現と組み合わせて感想文に取り入れると、オリジナリティたっぷりの読み応えのある感想文が完成します。ぜひお試しを。

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