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新聞と広告の向こう側

新聞のつくり方・広告を読み解く視点

新聞記事の書き方のポイントと注意点-宿題対策

新聞・感想文の書き方

新聞記事の書き方

取材で得た情報をもとに新聞記事を書くとき、どのようにまとめれば良いでしょうか。新聞記事の基本は、事実を正確にわかりやすく、読みやすく書くことです。ここでは、記事を書くコツを紹介します。

読みやすい記事を書こう

限られた文字数で、読者にニュースや情報を伝えるには、読みやすくわかりやすい文章にまとめることが大切です。新聞記事の基本は次の3つです。

  • 正確な事実を述べること
  • 読みやすく簡潔にまとめること
  • わかりやすい言葉で書くこと

習っていない漢字はできるだけ使わず、6~7行程度で適度に改行を入れて、短い文章で構成していきましょう。

 

記事は結論から書こう

読者がいちばん知りたいのは、事柄の結論です。

作文では起承転結の順に書くのが一般的ですが、新聞記事では、まず結論を明らかにします。そのうえで、どうしてその結論に至ったのかといういきさつを説明し、最後に補足の文章を書きます。

 

結論から書くことで読者は何について書いてある記事なのかをはじめに知ることができ、あとの文章を読みたくなります。時間のない読者も、冒頭を読めば記事の結論がわかるので親切なのです。

 

 

 

記事の文章は5W1Hで書こう

記事の基本は、具体的なであることです。具体的な文章とは、5W1Hが過不足なく含まれたものをいいます。

  • いつ・・・・日時(When)
  • どこで・・・場所(Where)
  • だれが・・・人物(Who)
  • 何を・・・・内容・目的(What)
  • なぜ・・・・原因・理由(Why)
  • どのように・方法・手段(How)

このように5つのWと1つのHを入れて具体的な記事にまとめましょう。Howは、ほかにもHow many(much)の意味もあり、量や価格を伝える役割もあります。

また、その事柄が社会に及ぼす影響について書くと、良い新聞記事になります。実際に書く新聞用紙と同じ字数、行数に収まるように原稿用紙に目印をつけて書くのも記事をまとめやすくする工夫です。

 

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リード(まえがき)を活用しよう

リード前書きの書き方

記事の見出しと本文をつなぐ役割を果たすのがリード(まえがき)です。リードで取り上げるのは次の3つのいずれかです。

  • 本文の記事をかいつまんだ内容
  • 記事の読みどころ
  • その記事を載せる理由

新聞では、本文が長くなるトップ記事や特集記事にリードをつけるのが良いでしょう。読者がその先を読みたくなるようにまとめるのがポイントです。

 

クラス対抗リレー。スランプにおちいりながらも秘密のバトンの練習をつんできた3組の成果やいかに――」このような感じでまとめます。

 

 

 

見出しのつけ方

見出しは、記事の内容をひと目で読者に伝える役目があります。記事のもっとも重要なことを表す、長くても12文字程度の短くてわかりやすい言葉を考えましょう。

見出しをつけるポイントは3つ

  • 漢字・ひらがなばかりにしない
  • 5W1Hのうち2つは使うこと
  • 同じ言葉を何度も使わない

これらを意識するとかっこいい見出しが書けます。

記事にグラフや写真を入れよう

新聞の図版

新聞を見て目に入るのは、グラフや写真です。これらを新聞では「図版」といいます。文字ばかりの記事よりも、図版を使った記事の方が読者を引きつけます。効果的な図版の使い方のヒントを示します。

 

グラフ・表の使い方

文章だけで説明しにくい事柄は、グラフや表、図にして表すと伝わりやすくなります。グラフや表を使う場合に大切なのは数値を正確に表すこと。

グラフには、回答の割合を示す円グラフ、数量を比較するときに便利な棒グラフ、変化の移り変わりを見る折れ線グラフがあります。項目ごとに色を変えることで、イメージが伝わりやすくなります。

職業体験新聞では、円グラフで、1日のタイムテーブルを表します。

 

写真・イラストの使い方

取材で撮影した写真は、現場の様子を伝えるのに適しています。写っている人や物についての説明は、本文より小さい文字で写真の下に入れるキャプションを用います。

イラストは、内容をわかりやすくしたり、記事の雰囲気を演出したりするのに役立ちます。記事に関連したもの、季節感のあるものを使いましょう。

 

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記事を書くときの注意点

客観的な視点で書く

ニュース記事は感想文ではありません。「自分がこう思った」ことより「その事実でどのような影響があったのか」が重要です。うれしい、悲しいという自分の感情を記事で書くのはできるだけ避けた方が良いでしょう。

 

なぜ(Why)どのように(How)に力点をおいて書こう

学校や地域のできごとについて「だれが何をした」というのは、すでに多くの読者が知っていることが多いものです。読者がさらに知りたいのは、「なぜ(Why)」「どのように(How)」です。

原因や理由、方法、背景などを詳しく書くことで記事が充実します。

 

意見は社説か署名記事で書く

読者に訴えたり、考えさせたりする記事は、意見記事として書きます。意見を書くには、事実を調査、分析し、いろいろな人の声を聞くことが大切です。

意見を書くポイントは

  • 今、何が起きているか
  • 過去にどのような原因があったのか
  • これからどんな影響を及ぼすか

これら3つをふまえてまとめることです。意見記事は、記事の最後に「署名」つまり記者の名前をつけることも大切です。署名を書かない場合は、社説で意見を書きましょう。

 

校正で正確な記事に仕上げよう

書き上げた記事を読み直し、正しい記述になっているか確認しましょう。この作業を校正といいます。校正作業のポイントを挙げます。

  • 記事の取り上げ方が狙い通りか
  • 主語と述語のつながり文法は正確か
  • 語尾は統一されているか
  • 内容に不明な点、誤りはないか
  • 漢字や文字の書きまちがいはないか
  • ことわざなど使い方は正しいか
  • 人の名前や日時、数字は正しいか

 

まとめ

以上、新聞記事を書くコツをまとめてみました。5W1Hを意識すること、特に、できごとの原因や理由、方法、背景を詳しく書くことで記事の品質が上がります。

ポイントは冒頭にも書きましたが、事実を正確に、わかりやすく、読みやすく伝えることです。記事を家族や友達に読んでもらうことで、修正すべき点も明確になります。

 

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